音響評価機器を活用した騒音対策技術 −多層壁の遮音性能が予測可能に−

■機械金属部 ○吉田勇太,新谷隆二

1.目 的
 工場の設備機械等から発生する騒音を防ぐためには,遮音壁による対策が一般的である。遮音壁の遮音性能は壁を厚くすることで向上するが,コストや重量が増加するため施工性が悪くなる。そこで,薄く,軽量で高い遮音性能を得るためには遮音材料と吸音材料を組み合わせた多層構造が有効であり,最適な材料の組み合わせを求めるための試行錯誤が必要である。本稿では,多層構造における遮音・吸音性能の予測技術についての評価を行ったので,その結果を報告する。

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