熱処理シミュレーションの生産現場への適用

■機械金属部 ○谷内大世,藤井要,舟木克之

1.目 的
 近年,生産現場における試作工程の低減のため,シミュレーションの活用が注目されている。シミュレーションを有効に活用するためには,適切な入力条件の設定に加えて,結果の妥当性の検証等,考慮すべき点がある。本報告では,適用例が少ない熱処理シミュレーションの生産現場への適用に向けた取組みとして,(1)変形予測解析を金型の変形低減に活用した事例,及び(2)高周波移動焼入れにおける結果の妥当性の検討を行った事例について報告する。

全文(PDFファイル:363KB、2ページ)

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