キー及びマウスの自動入力装置の開発

■電子情報部 ○米沢裕司,田村陽一

1.目 的
 ソフトウェアの開発時には,ソフトウェアを実際に動作させながら,あらゆるケースで正常に動作することを確認するためのテストが行われている。この際,ソフトウェア(ソフトウェアが表示する入力画面等)には,キーボードやマウスから様々な内容を入力しなければならない。テストは長時間に渡ることや,何度も繰り返し行うことが多いため,入力作業は非常に手間のかかる煩雑なものとなっている。
 また,電子機器の工場では,製造された全ての電子機器に対して,電子機器に備わっているキーで検査条件等を入力して,動作状況を確認する検査を行っている。この際の入力作業も,全機器について何度も繰り返し行う必要があることから,煩雑なものとなっている。
 そこで,入力作業の省力化を目的として,キー入力やマウス入力を電気的に模擬して,入力作業を自動化する装置を開発した。

全文(PDFファイル:247KB、2ページ)

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