欠点名:よこ斑・段など の検索結果
整理番号 欠点名 試料形態 糸使い 欠点発生状況 所 見 詳細表示
S-1 よこ斑(未延伸糸)  織物 ポリエステル 2〜5mm程度の細かい斑点(濃染)がよこ方向に点在し、染料の粉末が付着汚染したような状態になっている。 濃染された部分を電子顕微鏡で撮影した結果、フィラメント36本のうちの数本が異常に太くなっており、いわ・・・・・ 詳細表示
S-24 よこ斑(杼ずれ) 織物 ナイロン、ポリエステル/綿混紡糸 樹脂加工された濃紺の生地に、よこ方向に沿って白い斑が4〜50cmにわたって付着している。一見して杼ず・・・・・ 試験の結果、杼ずれ欠点であることが判明した。理由は(1)たて糸のフィラメントの一部が溶融し、杼の方向・・・・・ 詳細表示
S-25 よこ斑(杼ずれ) 織物 ポリエステル 織物の所々に、よこ糸に添っておよそ2〜3mmの長さで白っぽく異常な光沢を呈している欠点が、たて方向に・・・・・ この織物を顕微鏡で観察すると、肉眼ではよこ方向の欠点のように見えるが、実際はたて糸に発生した欠点であ・・・・・ 詳細表示
S-26 よこ斑(異常張力等) 織物 ポリエステル/麻混紡糸 正常部分のシボ立ちが大きく欠点部分は小さい。欠点部分の色は淡く見える。欠点部分と正常部分の境に口合せ・・・・・ 織物密度や混紡率においては差異は認められないが、強伸度測定の結果から、よこ糸が部分的に弱っていること・・・・・ 詳細表示
S-27 よこ斑(油剤付着) 織物 絹、アセテート よこ方向に4〜10cm程度の濃染糸がランダムに入っている。染色は引染めによるボカシ染めである。 よこ糸には絹とアセテートの合撚糸が使用されており、顕微鏡で観察すると絹糸が濃染していることがわかった・・・・・ 詳細表示
S-28 よこ斑(原糸違い) 織物 ポリエステル サンプルはポリエステルジョーゼットの抜染による水玉模様の織物であるが、よこ糸2本交互に不染糸が混入し・・・・・ 電子顕微鏡写真の結果、ミクセル糸(ポリエステルとアセテートの混繊糸)であることがわかった。ポリエステ・・・・・ 詳細表示
S-29 よこ斑(異常張力) 織物 ナイロン 7〜8mmのよこ斑が所々に発生し、しぼ立ちの異常を呈している。見方によっては部分引けのようでもあり、・・・・・ よこ糸の撚数を測定した結果、欠点部分のS撚に大きなバラツキがあり、これが欠点原因のように思われる。欠・・・・・ 詳細表示
S-30 よこ斑(撚異常) 織物 ポリエステル、レーヨン 全巾にわたるよこ斑で、たて方向に6cm程度のよこ斑が所々に発生している。よこ斑部分はシボ立ちが悪く、・・・・・ 検撚の結果、よこ斑部分は明らかに強撚糸が織られていることがわかった。このよこ糸は正常部分から異常部分・・・・・ 詳細表示
S-31 よこ斑(糸傷) 織物 ポリエステル ポリエステル強撚糸織物のヒケ状のよこ斑。 写真1は正常な部分のよこ糸、写真2はよこ斑部分のよこ糸の電子顕微鏡写真であるが、欠点糸は溶融、ささく・・・・・ 詳細表示
S-32 よこ斑:ジャー(湿度因等) 織物 ベンゾエート よこ糸の方向に細かい隙間が短くあるいは長くでき、あたかもよこ引けか、部分杼間のように見える。特に夏季・・・・・ ジャー欠点はたて糸がアセテート使いに最も出易く、その他レーヨン、ベンベルグなどにもみられる。たて糸の・・・・・ 詳細表示
S-33 よこ斑(張力異常) 織物 織物全反の数か所にたて方向で50〜60cmから2〜3mの長さで、全巾に鬼シボ状の欠点が現われている。・・・・・ よこ斑部分のよこ糸と正常部分のよこ糸を織物からはずして比較してみると、欠点糸のクリンプが大きいことが・・・・・ 詳細表示
S-34 よこ斑(異常張力等) 織物 よこ斑部分は太繊度糸を織込んだようにみえ、全反にランダムに発生している。 よこ糸の織縮み率試験の結果、よこ斑部分のよこ糸は弛んだ状態で織られていることが推察される。なお、この・・・・・ 詳細表示
S-35 よこ斑:シボ斑(撚異常) 織物 織物の全反にわたって所々に現われたシボの異るよこ斑である。この欠点は生機ではわからず、精練加工後に発・・・・・ 正常部と異常部のよこ糸撚構成を比較した結果、異常部のよこ糸2本のうちの1本が正常で他の1本が撚異常で・・・・・ 詳細表示
S-36 よこ斑(撚異常) 織物 欠点部分は1本-3本、1本-3本の周期性を持ったよこ斑で、正常部に比較するとやや荒い畝を形成し、わず・・・・・ 検撚の結果、31中/3/3の糸には異常はなかったが、31中/3/2の糸には、3本合糸すべきところを2・・・・・ 詳細表示
S-37 よこ斑(撚異常) 織物 ポリエステル ウォータージェットルームで織られたポリエステルシャーである。織物一疋に3か所のよこ斑が発生しており、・・・・・ 欠点部分はよこ糸密度が異なっているように見えたが、実際には密度に差はなかった。撚数を測定した結果、正・・・・・ 詳細表示
S-38 よこ斑(精練不良) 織物 ポリエステル 生地は蛍光増白仕上げで、巾16.5cmの黄変したよこ斑が約5m間隔で発生している。同種の欠点で50c・・・・・ このよこ斑はよこ糸に平行しておらず、やや斜めに入っている。よこ斑部分のよこ糸を1本引き抜てみると、よ・・・・・ 詳細表示
S-44 よこ段(内外層差) 織物 ベンベルグ 約5mm幅のよこ段が所々に発生している。その段と正常部分との境目には必ず結び目がある。生機ではわから・・・・・ 強伸度測定の結果、欠点部分のよこ糸は強度が低下しており、繊度比較では欠点糸が2.5dも細いことがわか・・・・・ 詳細表示
S-45 よこ段:斜め段(撚異常) 織物 ポリエステル 仕上生地で濃色部分19mm、淡色部分19mmの等間隔でよこ段が入っている。機械段の様に見えるが、よこ・・・・・ 生機でもこのよこ段は、はっきり確認出来たので、生機のよこ糸について熱応力や強伸度を測定したが差異は認・・・・・ 詳細表示
S-48 よこ斑:シボ斑(撚異常) 織物 ポリエステル 1cm巾あるいは2cm巾程度のよこ斑(シボ異状)が随所に現われている。糸使い、撚数からみてもほとんど・・・・・ 撚数を測定したところ、異状部分(シボ斑)のところに甘撚の糸が入っていることがわかった。シボ斑のたて方・・・・・ 詳細表示
S-51 よこ段(口合わせ違い) 織物 よこ方向に、はっきりとした織段が生じている。 本欠点は、製織時に口合わせを間違えたために、織段が現われたものである(よこ糸同口)。・・・・・ 詳細表示
S-78 よこ斑(張力斑)  織物 ポリエステル ウォータージェットルームで製織された生機に、継ぎ節を境にして嵩高性の少ない感じのよこ斑が現われている・・・・・ この織物のよこ糸はウーリー加工糸に追撚をしたものであるが、実体顕微鏡で見ると異常部のZ撚糸が嵩高性が・・・・・ 詳細表示
S-79 よこ斑(糸繋ぎ異常) 織物 生機では異常が発見されなかったが、精練仕上げ後に1反の2〜3か所に4〜5mmの長さのたてじわが全幅に・・・・・ マイクロスコープ観察および撚数測定の結果、撚糸の継ぎ節を境にして撚数が次第に変化している。このために・・・・・ 詳細表示
S-80 よこ斑(糸混入) 織物 絹のジャカードサテンクレープで、表側は異常がないが、裏側に濃淡差があるよこ斑が発生している。バックサ・・・・・ この欠点は、よこ糸の隠れるサテン組織の側には色差は全く見られず、よこ糸の出ているバックサテン側によこ・・・・・ 詳細表示
S-81 よこ斑(繊度異常) 織物 着尺の中央附近と約3m離れた所の2か所に光線のあたり方でわずかに黒ずんで見えるよこ斑がある。生機では・・・・・ 各試験結果から、よこ密度、撚数、生地の厚さなどについては正常部分と欠点部分の間に差は認められなかった・・・・・ 詳細表示
S-82 よこ斑:幅不同(糸傷) 織物 ポリエステル 織物の全反にわたり不規則によこ斑が発生している。欠点部分は幅が狭くなっており、風合も異なっていて粗硬・・・・・ 電子顕微鏡写真に見られるように、よこ糸表面が損傷されており、これは撚糸工程以後に異常に摩擦され溶融し・・・・・ 詳細表示
S-83 よこ斑(糸傷)  織物 ポリエステル この欠点は生機では発見されず、染色加工後にチカチカと光る白沢現象として発現したものである。織物の表は・・・・・ 欠点糸を電子顕微鏡で見ると、撚糸表面の一部が糸の長さ方向に擦られて溶融し削られたようになっている部分・・・・・ 詳細表示
S-84 よこ斑(糸混入)  織物 ポリエステル 織物1疋中に、1か所だけ風合が異なるよこ斑部分がある。たて方向に約1.7mの長さで出現している。たて・・・・・ 風合の異なるよこ斑部分と正常部分とを実体顕微鏡で観察したところ、正常部は強撚糸と弱撚糸とも規定のS撚・・・・・ 詳細表示
S-87 よこ段(機械段)  織物 ポリエステル 仕上加工後の布に約15cmの周期で濃淡のよこ段が見える。濃く見える箇所は正常で、白っぽく見える箇所が・・・・・ よこ糸の色差を測定したが差がなかった。また、物性試験の結果、撚数、撚縮み率、見掛繊度及び解撚後繊度に・・・・・ 詳細表示
S-127 よこ斑(原糸異常) 織物 ナイロン  よこ斑は白っぽく見える段状のものと、薄く見える段状のものと2種類あり、正常部分との境目が鮮明である。 よこ斑部分の糸は、薄段、白い段の両者とも、正常部分の糸に比較して、繊度が異なっている。又、フィラメン・・・・・ 詳細表示
S-128 よこ斑(原糸異常)  編物 ポリエステル/レーヨン混紡糸 丸編機(48口)で編成したもので、加正後たて方向に約10mmの間隔で濃淡の段が発現した。生機検査では・・・・・ 紡績糸の表面のレーヨンの現れ方に濃色部と淡色部に差があること、および見掛繊度と撚数に周期性があること・・・・・ 詳細表示
S-129 よこ斑(仮撚異常)  織物 ポリエステル よこ斑段は5mm幅で大旨6cm間隔の周期で発現している。段の部分は色相が濃く、黒っぽく見える。生機検・・・・・ よこ斑段部分の総糸長は約21.8m。正常部の総糸長は約216.1mの周期があった。仮撚スピンドル1〜・・・・・ 詳細表示
S-130 よこ斑(張力斑) 織物 ポリエステル よこ糸の合撚にダブルツイスタを用いていたが、撚糸機をリングツイスターに変更してからよこ段が発現するよ・・・・・ 生機について、熱応力を測定した結果、よこ斑欠点部分の糸は、正常部分の糸に比較して、過大張力が加えられ・・・・・ 詳細表示
S-133 よこ斑(張力斑) 織物 ポリエステル WJL織りで、織機上では発見できなかったが、乾燥工程でサッカー状のよこ斑が発現した。 撚糸セット後において、異常な高張力のかかった糸が織り込まれた部分が、乾燥工程の熱によって、収縮を生じ・・・・・ 詳細表示
S-134 よこ段(糸傷+密度斑) 織物 ポリエステル 生機検査で発見されず、加工上りで発見された。よこ斑は、45cm位の周期で1cm位の濃色部分が発現した・・・・・ 本欠点は、たて糸の損傷とよこ糸の密度斑が複合して発生したものである。よこ糸の密度斑は、織機の巻取ロー・・・・・ 詳細表示
S-135 よこ段(機械段) 織物 ポリエステル 周期15cmの濃淡で、濃く見える正常部と白っぽく見える異常部がある。疋内に3〜5箇所発生している。生・・・・・ 本欠点は、よこ糸密度が異常部(白っぽく見える部分)で6本/インチ多いことによるもので、製織時に発生し・・・・・ 詳細表示
S-141 よこ斑(加工条件異常) 編物 アクリル/ウール混紡糸 編立後、よこ方向に白い不染部分がかすり状に発現した。絣状部分の大きさと同期は一定でない。編立前の先染・・・・・ 本欠点の染斑は、ウール糸のウロコ状のスケールが、精練〜糸染め加工の工程で、はがれたり損傷を受けたりし・・・・・ 詳細表示
S-142 よこ段(張力斑) 織物 ウール/綿混紡糸 シャットル織機の単丁杼で織られた後染織物である。段は生機検査で発見されなかった。段の境目には結び目の・・・・・ 試験結果から撚数、よこ密度、繊度、混紡率には差はないが、色段の境界に必ず存在する結び目を境にして織縮・・・・・ 詳細表示
S-143 よこ段(撚溜まり)  織物 シャトル織機の単丁杼で織った先染織物である。両耳から1/3位までが約6mmの濃淡の細かいとら模様段と・・・・・ 両耳側と中央部とでは撚数のバラツキは同程度であるが、図のように両耳側AとBとでは、濃淡に見えるパター・・・・・ 詳細表示
S-144 よこ段(張力斑) 織物 ポリエステル 生機検査、反末検査で発見されず、加工より検査で発見された。WJL2台で仕掛け、2台ともに発生した。加・・・・・ 正常部と色段部の比較では、織縮み率に差があり、色段部のよこ糸は、緊張された状態で織り込まれていること・・・・・ 詳細表示
S-145 よこ段(張力斑) 織物 ポリエステル 濃淡に見える3〜10cm位の段が1疋内に数筒所発生している。濃と淡部は隣接しており、周期性はない。 物性と熱応力のデータにより、(S)1,000T/mのよこ糸は、管巻工程で異常な高張力が加えられたこと・・・・・ 詳細表示
S-159 よこ斑(摩擦による糸傷) 織物 ポリエステル 生機検査では発見されず染色加工後、織物の裏側によこ糸方向に沿って約2〜3cm位の長さで、チカチカと光・・・・・ 電子顕微鏡で観察した結果、異常部分はS撚りのよこ糸の表面が傷んでおり、Z撚りには何の異常も見られない・・・・・ 詳細表示
S-162 よこ斑(原糸異常)  織物 ポリエステル 織物の全幅にわたり、よこ方向に0.5cmから長いところでは2cm位のヒケ状のよこむらが所々に発生した・・・・・ 電子顕微鏡で観察した結果、異常部分(ヒケ状に見える糸)は太くて断面形状にも差が見られる。しかし、フィ・・・・・ 詳細表示
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