高圧処理したセルロース系繊維の物理特性

■繊維生活部 木水貢 守田啓輔 山本孝
■福井大学 久田研次 堀照夫

研究の背景
 100 MPa(約1000気圧)以上の高圧下では,分子間相互作用,分子配列,立体配列,媒体の極性などが変化するため,高圧下で染色・仕上げを行うと,反応速度,反応性の向上や繊維表面への収着・吸着性の向上が予想され,処理液中での未反応物の低減化等で有効な対応ができるものと考えられる。本研究では,セルロース系繊維である綿とレーヨンに,100 MPaを超える圧力処理を行い,収縮とその物性等について検討した。


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