玄米を用いた新清酒製造法に関する研究
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食品加工技術研究室 ○松田 章 道畠俊英 西村芳典
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石川県酒造組合連合会 佐無田 隆
清酒製造における原料米処理工程では,玄米を30%以上削り(精米歩合70%以下),多量の米糠を排出している。玄米または精白度の低い米(低精白米)を用いて香味の良い清酒が製造できれば,米糠排出の抑制と省エネルギーにもつながる。しかし,玄米を用いて清酒を製造するには,米粒の溶解性の低さや玄米特有の臭い(特異臭)の点で課題がある。
本研究では,試作した焙煎装置を用いて,玄米及び精米歩合が100〜90%の低精白米について焙煎処理を行い,これらを掛米とした清酒を試醸し,香味に及ぼす影響を検討した。
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(PDFファイル:177KB、2ページ)
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