繊維表面のナノ構造改質に関する技術開発
−酵素を固定化した繊維材料の開発研究−
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繊維生活部 ○守田啓輔 神谷淳 山本孝
酵素は,常温・常圧・中性という穏やかな条件下で特定の化学反応を促進する天然高分子触媒であるが,溶媒中で使用した後に回収・再利用することは困難である。そこで,繊維布帛など比表面積の大きい担体表面に酵素を固定化させて繰り返し使用すれば,一回毎に使い捨てる場合に比べ効率的といえる。本研究では,加水分解酵素の一つであるインベルターゼをポリエステル(PET)の表面に固定化する基礎実験を行った。また,酵素固定化ポリエステルの水質浄化フィルターへの応用を想定した耐久試験についても検討した。
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(PDFファイル:57KB、2ページ)
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