技術ふれあい2003  
研究・指導事例成果発表

 新しい染着法による繊維材料の開発例
 繊維部 ○沢野井康成 木水貢 守田啓輔 神谷淳

 繊維製造業が生き残るためには,消費者ニーズを反映した付加価値製品を迅速に開発することが不可欠である。それには,糸そのものの高付加価値化やITに代表されるコンピュータを活用した製造技術が重要かつ有効と考えられる。繊維製品は,生地素材と色彩との相乗効果で付加価値を高めているが,色彩については,一般に顔料等の着色剤を紡糸時に練り込む方法(原着法)と,糸もしくは生地の状態で,染料を用いて着色する方法(後染め法)の二通りがある。
 本研究では,県内繊維産業への新規編・織物開発支援のため,原着法と後染め法による方法で,より視覚性に優れたポリエステル繊維材料の開発について検討する。 その手法は,(a)パール調の光沢を有する顔料(パール顔料)を直接繊維に練り込む方法,(b)テキスタイル用インクジェットプリンタによる着色方法,の2種類である。


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