技術ふれあい2003  
研究・指導事例成果発表

 有機廃棄物の高温高圧水による分解技術
 繊維部 ○笠森正人 山本 孝
 化学食品部 ○井上智実 中村靜夫 宮本正規

 環境問題に対する取り組みが重要となって来ており,石川県においても地域における環境保全に取り組むために農業総合研究センター,保健環境センター及び工業試験場が連携して,地域完結型の環境浄化システムの研究を平成11年から13年にかけて行った。
 農業総合研究センターでは河北潟東部承水路の隣に流路型水質浄化施設を設置し,承水路から取水した河川水を通して農業排水浄化について検討した。保健環境センターでは河川水に溶け込んだ環境ホルモンなどの微量有機物除去を検討した。当場では,機械工場や染色工場からの有機系廃液,さらに農業総合研究センターが設置した流水型水質浄化施設に発生する余剰汚泥を,高温高圧水を用いて分解した結果について報告する。

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