糸使い:ポリエステル の検索結果 |
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整理番号 |
欠点名 |
試料形態 |
糸使い |
欠点発生状況 |
所 見 |
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S-1 |
よこ斑(未延伸糸) |
織物 |
ポリエステル |
2〜5mm程度の細かい斑点(濃染)がよこ方向に点在し、染料の粉末が付着汚染したような状態になっている。 |
濃染された部分を電子顕微鏡で撮影した結果、フィラメント36本のうちの数本が異常に太くなっており、いわ・・・・・ |
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S-6 |
たて縞(未延伸糸) |
織物 |
ポリエステル |
織物の全面に幅1〜5mmの幅でたて縞が発生している。正常部分が濃色に見えるのに対し、欠点部分は淡色に・・・・・ |
この織物の熱応力試験の結果、正常部と欠点部とでは熱履歴に大きな差が見られた。この要因として撚糸のセッ・・・・・ |
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S-7 |
たて縞(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
織物全面にたて縞が発生している。整経は1バンド780本を14回(10920本)繰返している。 |
正常なたて糸は24フィラメントであるが、36フィラメントの糸がランダムに多数混入していることが判明し・・・・・ |
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S-8 |
たて縞(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
縞欠点が織物全面に不規則な縞模様となって現われている。生機ではこの欠点は発見できず、染色加工後に現れ・・・・・ |
検撚の結果、上撚りには異常はないが、下撚りに差異が認められる。欠点糸は正常糸に対して約140T/mの・・・・・ |
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S-9 |
たて縞(異状張力) |
織物 |
ポリエステル |
ポリエステル加工糸織物に巾3mm程度の縞が全巾に発生している。たて縞部分にはシボが発生しているので一・・・・・ |
電子顕微鏡写真の結果、側面形状、断面形状に差異は認められず、両者とも仮撚糸特有の形状をしている。従っ・・・・・ |
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S-11 |
たて筋(原糸違い) |
織物 |
ポリエステル |
無地染めのポリエステル加工糸織物に不染糸のようなたて筋が数十本現れている。糸をほぐすと欠点糸は淡染さ・・・・・ |
糸の横断面の電子顕微鏡写真の結果より、正常糸は普通糸の仮燃り加工糸であり、欠点糸は異型断面糸(△断面・・・・・ |
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S-12 |
たて筋(張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
織物の中ほどに7〜8mmの間隔で2本、それから約15mm離れたところに同様な間隔で2本、計4本のたて・・・・・ |
この種のたて筋の原因としては、セット温度が低い時、仮撚時の撚数の違い、またはフィード率の違い、原糸の・・・・・ |
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S-13 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
黒地に白いたて筋が5本入っている。このたて筋糸は全く染まっていない。 |
ポリエステルスパン糸使いの織物のたて糸に、綿糸が混入したために生じたたて筋欠点である。後染めであるた・・・・・ |
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S-16 |
たて筋:節状(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
織物の全反にわたって数cmのたて筋が点在している。筋の箇所は糸が浮いており、フィラメントの切断なども・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、たて筋糸はフィラメントの荒れが著しく、ビリ状のループもある。原因としては準・・・・・ |
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S-20 |
たて筋(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
たてに1本の筋が入っているが、反射光線では目立たず、透過光線でみるとはっきりと筋が入っていることが判・・・・・ |
この織物組織を構成する双糸の見掛繊度を測定したところ、正常糸で975.5dであったのに対して欠点糸は・・・・・ |
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S-21 |
たて糸吊り(異常張力) |
織物 |
レーヨン、ポリエステル |
黒地に白線の入った交織織物であるが、欠点部分の白線の太さが正常部分に比鮫して細くなっている。 |
ポリエステルの黒地にレーヨン糸を等間隔に配列した交織ストライプポーラのたて筋欠点であるが、顕微鏡で観・・・・・ |
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S-22 |
たて筋(筬筋、筬当り) |
織物 |
ポリエステル |
たて筋は染色後に発見されたもので、耳端から40〜50cm位までの範囲でランダムに発生している。生地は・・・・・ |
写真1は織物の顕微鏡写真であるが、中央のたて筋糸が疵つき濃染されていることがわかる。写真2、3はたて・・・・・ |
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S-23 |
たて筋(引込み違い) |
織物 |
ポリエステル |
マットジョーゼットの全幅の中に1本だけたて筋が入っている(No.1)。反射光線では見難いが透過光線で・・・・・ |
マットジョーゼットのたて糸配列はS撚とZ撚が2本交互であるが、本欠点は配列違いによるものであることが・・・・・ |
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S-24 |
よこ斑(杼ずれ) |
織物 |
ナイロン、ポリエステル/綿混紡糸 |
樹脂加工された濃紺の生地に、よこ方向に沿って白い斑が4〜50cmにわたって付着している。一見して杼ず・・・・・ |
試験の結果、杼ずれ欠点であることが判明した。理由は(1)たて糸のフィラメントの一部が溶融し、杼の方向・・・・・ |
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S-25 |
よこ斑(杼ずれ) |
織物 |
ポリエステル |
織物の所々に、よこ糸に添っておよそ2〜3mmの長さで白っぽく異常な光沢を呈している欠点が、たて方向に・・・・・ |
この織物を顕微鏡で観察すると、肉眼ではよこ方向の欠点のように見えるが、実際はたて糸に発生した欠点であ・・・・・ |
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S-26 |
よこ斑(異常張力等) |
織物 |
ポリエステル/麻混紡糸 |
正常部分のシボ立ちが大きく欠点部分は小さい。欠点部分の色は淡く見える。欠点部分と正常部分の境に口合せ・・・・・ |
織物密度や混紡率においては差異は認められないが、強伸度測定の結果から、よこ糸が部分的に弱っていること・・・・・ |
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S-28 |
よこ斑(原糸違い) |
織物 |
ポリエステル |
サンプルはポリエステルジョーゼットの抜染による水玉模様の織物であるが、よこ糸2本交互に不染糸が混入し・・・・・ |
電子顕微鏡写真の結果、ミクセル糸(ポリエステルとアセテートの混繊糸)であることがわかった。ポリエステ・・・・・ |
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S-30 |
よこ斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル、レーヨン |
全巾にわたるよこ斑で、たて方向に6cm程度のよこ斑が所々に発生している。よこ斑部分はシボ立ちが悪く、・・・・・ |
検撚の結果、よこ斑部分は明らかに強撚糸が織られていることがわかった。このよこ糸は正常部分から異常部分・・・・・ |
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S-31 |
よこ斑(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
ポリエステル強撚糸織物のヒケ状のよこ斑。 |
写真1は正常な部分のよこ糸、写真2はよこ斑部分のよこ糸の電子顕微鏡写真であるが、欠点糸は溶融、ささく・・・・・ |
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S-37 |
よこ斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
ウォータージェットルームで織られたポリエステルシャーである。織物一疋に3か所のよこ斑が発生しており、・・・・・ |
欠点部分はよこ糸密度が異なっているように見えたが、実際には密度に差はなかった。撚数を測定した結果、正・・・・・ |
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S-38 |
よこ斑(精練不良) |
織物 |
ポリエステル |
生地は蛍光増白仕上げで、巾16.5cmの黄変したよこ斑が約5m間隔で発生している。同種の欠点で50c・・・・・ |
このよこ斑はよこ糸に平行しておらず、やや斜めに入っている。よこ斑部分のよこ糸を1本引き抜てみると、よ・・・・・ |
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S-40 |
よこ引け(解じょ張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
ランダムに発生した引けである。布を張り加減にして指でなでるとよこ糸が張っていることがわかる。 |
生地の表面をなでるとよこ糸が部分的に張っており、引けであることがわかる。よこ糸の筋(引け)を中心にし・・・・・ |
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S-41 |
よこ引け(張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
全巾にわたって6〜7mmの間隔で、よこ引けが入り、しぼ斑を形成している。布地の両端を把持してたて方向・・・・・ |
よこ糸の強伸度測定の結果、欠点糸は強度、伸度の低下が著しく、過剰張力が加えられていることが推測される・・・・・ |
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S-42 |
よこ引け(張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
織物全面に不規則な縞状のよこ斑が発生している。光線のあて方でほとんど見えなくなったり、明らかに見えた・・・・・ |
布地を緊張気味に張り、たて方向に指先でなでると欠点部のよこ糸が正常部のよこ糸に比較して異常に緊張して・・・・・ |
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S-43 |
織段:色相斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル、キュプラ |
レピア織機による先染め交撚糸織物に色相の異なる段が発生したもので、欠点部分は赤味がやや強く出ているよ・・・・・ |
この織物のよこ糸の番手、撚数、撚縮み率等を試験した結果より、2種のよこ糸のうちポリエステルスパン糸は・・・・・ |
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S-45 |
よこ段:斜め段(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
仕上生地で濃色部分19mm、淡色部分19mmの等間隔でよこ段が入っている。機械段の様に見えるが、よこ・・・・・ |
生機でもこのよこ段は、はっきり確認出来たので、生機のよこ糸について熱応力や強伸度を測定したが差異は認・・・・・ |
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S-48 |
よこ斑:シボ斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
1cm巾あるいは2cm巾程度のよこ斑(シボ異状)が随所に現われている。糸使い、撚数からみてもほとんど・・・・・ |
撚数を測定したところ、異状部分(シボ斑)のところに甘撚の糸が入っていることがわかった。シボ斑のたて方・・・・・ |
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S-49 |
風合い違い:シボ斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
正常部分は適度なシボが立っているのに対して、よこ糸に添って全幅にわたってフラットな感じのシボの少ない・・・・・ |
シボ斑欠点は主としてよこ糸の張力や撚数などの異常に起因することが多いが、本欠点の場合は甘撚糸の混入で・・・・・ |
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S-52 |
よこ筋(弛み) |
織物 |
ポリエステル、レーヨン |
交織タフタの無地染生地であるが、よこ方向に1〜5cmのカスリ状の筋がランダムに発生したものである。筋・・・・・ |
電子顕微鏡写真の結果、欠点部分のよこ糸は織物表面に浮き出ており、フィラメントの切断もみられる。従って・・・・・ |
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S-53 |
よこ節:白沢現象(回転数因) |
織物 |
ポリエステル |
黒の無地染めのポリエステルジョーゼットの織物全幅に1cm前後の白っぽい節が散見される。 |
節の部分の電子顕微鏡写真により、撚糸の表面が溶融あるいはフィラメントの切断がみられる。この欠点部分は・・・・・ |
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S-54 |
よこ筋(異常張力等) |
織物 |
ポリエステル |
たて糸のみ加工糸使いの織物であるが、節状の欠点がランダムに発生している。 |
原因としては管巻工程における解舒不良(給糸のビリつき)あるいはガイド疵などのためテンサーの制御が利か・・・・・ |
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S-55 |
風合い違い(織機因) |
織物 |
ポリエステル、綿 |
ポリエステルと綿の交織織物で綿を染めてある。織物の中央を境にして左右の風合が異なった欠点で挿入口側(・・・・・ |
革新織機特有の左右風合い違い欠点である。よこ糸を挿入する時は開口が大きいため糸に何らの損傷も与えない・・・・・ |
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S-57 |
たて筋(加工当り) |
織物 |
ポリエステル |
織物のたて方向に約20cmの長さで、数ミリの幅をもった光沢の異常な筋が入っている。この筋は必ずしもた・・・・・ |
製織中または製織後に生地に異物が接触してたて方向にたて縞が発生することがあるが、本欠点は光沢斑が不規・・・・・ |
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S-58 |
たて筋(ストリップ疵) |
織物 |
ポリエステル |
布面にひっかいたようなあれ疵が生じている。 |
一般に、ストリップ疵は製織時に生ずるものであるが、本欠点は、サイジングの停止中に生じたものであり、織・・・・・ |
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S-60 |
耳白(異物付着) |
織物 |
ポリエステル |
ウォータージェットルームで織られたポリエステルタフタの耳端に樹脂状の物質が連続的に付着し、染色後白く・・・・・ |
付着物としては、たて糸に使われた糊油剤や細菌、カビなどが考えられるが、電子顕微鏡写真の結果、たて糸に・・・・・ |
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S-62 |
風合い違い:幅不同(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
織物の中程に1m位の幅不同が発生しているもので、欠点部分は正常部分に比較して片側で3cm近く幅が広く・・・・・ |
よこ糸検撚の結果、欠点部分のS撚が甘撚であるために生じた幅不同であることが判明した。織物一疋の中に1・・・・・ |
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S-64 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機のほぼ全面に雨縞状のたて縞が入っている。光にすかして見るとさらにはっきりと認められる。 |
肉眼及びマイクロスコープによる観察の結果、本欠点のたて縞はたて糸の間隔が不同であるための欠点であるこ・・・・・ |
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S-65 |
たて縞(原糸異常) |
織物 |
ポリエステル |
この欠点は生機では判らなかったが、試験染め後にたて縞が全面に発現したものである。欠点糸は一見すると濃・・・・・ |
電子顕微鏡による断面写真に見られるように、正常糸は辺の凹んだ三角形断面であるのに対して、欠点糸は1本・・・・・ |
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S-66 |
たて縞(サイジング不良) |
織物 |
ポリエステル |
染色仕上げ加工された織物の全面に、濃色と淡色の雨縞状のたて縞が発生している。傘下の数工場で製織された・・・・・ |
物性試験の結果及び電子顕微鏡による糸の断面形状にも差は認められず、原糸因ではないと推察される。染色試・・・・・ |
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S-69 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
耳端から約35cm入った所に1本の濃染された筋が入っている。生機でもその筋がかすかに判別できる。 |
正常糸とたて筋糸の繊度、フィラメント数、熱応力を測定したが差はなかった。電子顕微鏡による観察の結果、・・・・・ |
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S-70 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
淡緑色の織物に白っぽく見える1本のたて筋が入っている。生機では全く認められず、染色後に発見されたもの・・・・・ |
たて筋糸には異種の繊維が混在しており、これを赤外吸収スペクトル測定で鑑別したところ、セルロース系の繊・・・・・ |
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S-71 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
生機前付染めで発見、分散染料では濃染される。カチオン染料では染まらず、POY(半延伸糸)のような糸が・・・・・ |
電子顕微鏡観察の結果、異種糸の混入であることがわかった。正常糸のフィラメント繊度は均一であるが、異常・・・・・ |
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S-72 |
たて筋(糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
耳から3.5cm入ったところにたて筋があり、9.7cmの等間隔で合計5本の筋が入っている。整経は部分・・・・・ |
正常なたて糸の撚数が(S,Z)2,500T/mでバラツキが少ないのに対し、欠点糸は(Z)1,700T・・・・・ |
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S-73 |
たて筋(仮撚不良) |
織物 |
ポリエステル |
生機では発見できなかったが、仕上げ加工後にたて吊り状欠点として発見されたもので、織物の中央付近に1本・・・・・ |
電子顕微鏡で観察すると、正常糸は仮撚加工糸の特徴である捲縮形状をしているが、たて筋糸はフィラメントが・・・・・ |
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S-74 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル/ウール混紡糸 |
生機に10数本のたて筋が入っている。たて筋糸の光沢が異なっており、周期性もある。 |
撚数、強伸度などに大きな差が見られることから、この欠点は異種の糸が混入されていると考えられる。電子顕・・・・・ |
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S-75 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
この欠点は生機では発見されず、試験染めしたところ、たて筋が約17cm(たて糸本数約1,000本)の周・・・・・ |
この欠点は、撚数、フィラメント数には差異がなかったが、濃色に見える欠点糸は、電子顕微鏡写真に示すよう・・・・・ |
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S-76 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
ウォータージェットルームで織られたポリエステルジョーゼットを反末染めしたところ、ノズル側から約77c・・・・・ |
本欠点はたて方向の欠点に見えたが、拡大観察の結果から一定箇所のよこ糸のフィラメントが擦過されたような・・・・・ |
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S-78 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
ウォータージェットルームで製織された生機に、継ぎ節を境にして嵩高性の少ない感じのよこ斑が現われている・・・・・ |
この織物のよこ糸はウーリー加工糸に追撚をしたものであるが、実体顕微鏡で見ると異常部のZ撚糸が嵩高性が・・・・・ |
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S-82 |
よこ斑:幅不同(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
織物の全反にわたり不規則によこ斑が発生している。欠点部分は幅が狭くなっており、風合も異なっていて粗硬・・・・・ |
電子顕微鏡写真に見られるように、よこ糸表面が損傷されており、これは撚糸工程以後に異常に摩擦され溶融し・・・・・ |
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S-83 |
よこ斑(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
この欠点は生機では発見されず、染色加工後にチカチカと光る白沢現象として発現したものである。織物の表は・・・・・ |
欠点糸を電子顕微鏡で見ると、撚糸表面の一部が糸の長さ方向に擦られて溶融し削られたようになっている部分・・・・・ |
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S-84 |
よこ斑(糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
織物1疋中に、1か所だけ風合が異なるよこ斑部分がある。たて方向に約1.7mの長さで出現している。たて・・・・・ |
風合の異なるよこ斑部分と正常部分とを実体顕微鏡で観察したところ、正常部は強撚糸と弱撚糸とも規定のS撚・・・・・ |
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S-85 |
斜め段(撚斑) |
織物 |
レーヨン、ポリエステル |
たて糸が白、よこ糸が黒色先染糸使いのエアージェットルームで製織された織物に、黒っぽい部分と白っぽい部・・・・・ |
この欠点は、濃淡の斜め段であり、撚数に差があることが判った。撚数の分布図からも撚数の多少の周期性があ・・・・・ |
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S-86 |
斜め段(撚斑) |
織物 |
ポリエステル |
よこ糸にウーリー加工糸の追撚糸を使ったウォータージェットルームで織られたクレープデシンを試験染めした・・・・・ |
この織物の濃淡の段は、よこ糸に平行ではなく、いわゆる斜め段であることが判った。これは通し幅の1/2に・・・・・ |
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S-87 |
よこ段(機械段) |
織物 |
ポリエステル |
仕上加工後の布に約15cmの周期で濃淡のよこ段が見える。濃く見える箇所は正常で、白っぽく見える箇所が・・・・・ |
よこ糸の色差を測定したが差がなかった。また、物性試験の結果、撚数、撚縮み率、見掛繊度及び解撚後繊度に・・・・・ |
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S-88 |
異物付着(風綿) |
織物 |
ポリエステル |
この欠点は生機では発見されず、染色仕上後に発現したものである。白い小さな節が所々にあり、風綿が飛び込・・・・・ |
織込まれた異物は綿であることがわかった。風綿がどのようにして糸に付着したかは不明であるが、付着状態か・・・・・ |
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S-89 |
光沢斑(糸傷) |
織物 |
ナイロン、ポリエステル |
ウォータージェットルームで織られた生機の反ノズル側耳端から約12cm入ったところによこ糸に沿って3〜・・・・・ |
電子顕微鏡写真に見られるように、欠点糸はフィラメントの一部が加圧され潰れたようになっており(写真2)・・・・・ |
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S-90 |
たて筋(糸損傷) |
織物 |
ポリエステル |
仕上げ加工後に発見された白っぽく光って見えるたて方向の筋状の欠点である。たて糸に添っておらず、また、・・・・・ |
電子顕微鏡による観察結果から、本欠点は製織工程後に起因する布地の表面損傷であることが判った。また、異・・・・・ |
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S-91 |
光沢斑(糸損傷) |
織物 |
ポリエステル、ポリエステル/ナイロン混繊糸 |
この織物は高密度混繊タフタで、裏側はアルミコーティングされたスポーツ衣料用の生地である。表面の一部分・・・・・ |
本欠点はたて、よこのいずれの方向にも添っておらず、従って製織後に発生した欠点であることが判る。電子顕・・・・・ |
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S-92 |
目寄れ(当たり) |
織物 |
綿、ポリエステル |
仕掛り3台中全台に当たり疵が反末染で発見された。生機検査や織機上では見つけることは出来ないが、織物の・・・・・ |
たて方向に濃く見える部分と白っぽく見える部分の当たり部分を拡大鏡下で観察すると、たて・よこともに糸の・・・・・ |
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S-93 |
汚れ(原糸異常) |
織物 |
ポリエステル |
よこ糸のラメ糸を中心に前後のポリエステル糸が汚染されている。この汚れは、ブラウスに縫製後、店頭に展示・・・・・ |
ポリエステル糸への黄色汚染は、ラメ糸から出ているものと推察されたので、ラメ糸の製造方法を調査したとこ・・・・・ |
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S-96 |
汚れ(綜絖汚れ) |
織物 |
ポリエステル |
生機の所々に、たて糸に沿って褐色の汚れが付着している。汚れの発生は織機に関係なく、またいつも出るとは・・・・・ |
電子顕微鏡観察の結果、たて糸だけに異物が付着していることが判明した。この付着物質を電子顕微鏡分析(E・・・・・ |
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S-98 |
汚れ(カビ) |
織物 |
ポリエステル |
生機を約6カ月間倉庫に積んでおいたところ、織物の所々に淡褐色の小さな斑点が発生したものである。この織・・・・・ |
電子顕微鏡により汚れ部分を拡大観察したところ、写真に見られるような正常部には見られない細長い糸状のも・・・・・ |
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S-102 |
穴疵(電気による溶融) |
織物 |
ポリエステル、カーボン糸 |
2cm間隔でカーボン交撚糸の入ったたてストライプのポリエステル織物であるが、ストライプ糸の一部に微細・・・・・ |
穴疵は約2m間隔で発生していることから、染色仕上工程でそれに相当する箇所を調べたところ、布の振り落し・・・・・ |
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S-103 |
たて縞(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
染色加工上りで、光沢差のような白っぽい筋状の縞が発現した。 |
たて縞部分の合撚糸には、ポリエステル42d/108fの糸が使用されている。ポリエステル37d/24f・・・・・ |
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S-104 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
たて縞は濃く見える筒所、淡く見える箇所及びその中間色の箇所の3段階に区分できる。ただし、中間色の箇所・・・・・ |
たて糸の織縮み率のグラフで明らかなように、織縮み率の大きい箇所は濃く見え、小さい箇所は淡く見える傾向・・・・・ |
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S-107 |
たて縞(整経因) |
織物 |
ポリエステル |
細かいたて縞が全幅にわたって発現している。1ロット全数に欠点が発生した。生機でも見える。 |
たて糸のフィラメントが多層集束形と偏平集束形のものがあり、これが約3mmのピッチで配列したために生じ・・・・・ |
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S-108 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
全幅にわたり、ほぼ同一ピッチで発現している。サイジング1ロット全数C反。生機で欠点は発現していない。 |
本欠点は、サイジイング後ヤーンビームに巻返すとき、ビームスタンドに仕掛けた8本ビーム中に、低張力の糸・・・・・ |
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S-109 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
加工上りで、濃淡のたて縞が発生した。生機および反末染検査では発見きなかった。 |
たて糸の織縮み率の異常に大きい部分のたて糸が、屈曲状態に差を生じてたて縞を発生させたものである。現場・・・・・ |
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S-110 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
下記の工程で製織されたもので、反末染上がりで軽微な程度に発見されたが、加工上がりで欠点となった。たて・・・・・ |
本欠点の淡く見えるたて糸は6〜7本の周期で配列しており、織縮み率のグラフの×印の周期に一致している。・・・・・ |
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S-111 |
たて縞(サイジング斑) |
織物 |
ポリエステル |
先行試験ビームより発生したもので、たて縞は生機検査で発見され、反末試験染でも発現した。 |
サイジングマシン乾燥室を現場調査した結果、筬に傷があり、これが糸の糊フィルムを脱落させて、フィラメン・・・・・ |
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S-114 |
たて筋(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
たて筋は生機検査で発見されず、加工後に淡染1本筋の状態で目立ち方に強弱の斑がある状態で発現した。サイ・・・・・ |
たて筋糸は、POYを使用した仮撚工程中に何らかの原因で過剰な張力が加えられたものと判断される。本欠点・・・・・ |
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S-115 |
たて筋(原糸異常) |
織物 |
ポリエステル |
たて筋はノズル側耳より25cmのところに濃染で3〜4本発生している。このたて筋はと生機検査、反末染で・・・・・ |
本濃染のたて筋は、物性およびフィラメント断面形状の比較により、原糸欠点により発現したものと判断される・・・・・ |
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S-116 |
たて筋(サイジング斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機で黒っぽく見えるたて筋が所々に発現している。この筋は短いもので約10cm、長いもので約100cm・・・・・ |
たて筋糸は見掛繊度が太く、電子顕微鏡写真のごとく糊が局部的に多量に付着している。これが糸の形態差を生・・・・・ |
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S-117 |
たて筋(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
染色仕上リで、布の中央部に数本のたて筋が発現した。 |
本欠点のたて筋糸は、カバーリングの芯糸が表に浮き出した状態になっている。これはカバーリングエ程の張力・・・・・ |
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S-121 |
たて筋(張力斑) |
織物 |
ポリエステル、ポリエステル/綿混紡糸 |
生機検査では極く軽微に見えたが、加工上がりで極端に目立って発現した。たて筋は特定の周期がなく、境目が・・・・・ |
たて筋発生の主因は、荒巻整経工程における張力斑であると判断される。防止対策は、荒巻クリールのダブル・・・・・ |
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S-123 |
たて筋(糸繋ぎ異常) |
織物 |
ポリエステル、ポリエステル/綿混紡糸 |
たて筋は疋内に1〜2筒所あり、結び目を中心に片側約30cm位ずつ程淡染している。たて糸は、POYから・・・・・ |
POY仮撚時のテール結び作業又はテール結びが移行する時に、何らかの衝撃によって糸が過大張力を受けて、・・・・・ |
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S-124 |
たて筋(糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査、反末染検査で発見されず、加工上りで発生したもので、加工色3色すべてに発現し、サイジング1ロ・・・・・ |
本欠点は仮撚方向が反対の糸が混入したため、染色加工においてトルクが正常糸とは逆の方向に発生したことに・・・・・ |
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S-125 |
たて筋(撚斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査および反末染めにおいてたて筋が発見された。 |
正常部に比べてたて筋部では撚数が約180T/m不足しており、これが本欠点の原因と考えられる。ダブルツ・・・・・ |
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S-126 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
WJL製織後、生機検査、反末染検査で発見されず、加工上がり検査で発見された。たて筋は加工色がグレー、・・・・・ |
たて筋部分を顕微鏡で観察したところ、糸に損傷があることがわかった。このため正常糸に比べて筋部分は強度・・・・・ |
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S-128 |
よこ斑(原糸異常) |
編物 |
ポリエステル/レーヨン混紡糸 |
丸編機(48口)で編成したもので、加正後たて方向に約10mmの間隔で濃淡の段が発現した。生機検査では・・・・・ |
紡績糸の表面のレーヨンの現れ方に濃色部と淡色部に差があること、および見掛繊度と撚数に周期性があること・・・・・ |
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S-129 |
よこ斑(仮撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
よこ斑段は5mm幅で大旨6cm間隔の周期で発現している。段の部分は色相が濃く、黒っぽく見える。生機検・・・・・ |
よこ斑段部分の総糸長は約21.8m。正常部の総糸長は約216.1mの周期があった。仮撚スピンドル1〜・・・・・ |
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S-130 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
よこ糸の合撚にダブルツイスタを用いていたが、撚糸機をリングツイスターに変更してからよこ段が発現するよ・・・・・ |
生機について、熱応力を測定した結果、よこ斑欠点部分の糸は、正常部分の糸に比較して、過大張力が加えられ・・・・・ |
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S-131 |
よこ引け(よこ入れ異常) |
織物 |
ポリエステル |
WJLでの織物で、生機検査では発見されず、加工上りで濃色に限って、反ノズル側に耳より10cm位の長さ・・・・・ |
正常糸と引け糸が1本交互の配列で、引け糸は、強伸度が低下している。2ノズルの中のどちらかのノズルの糸・・・・・ |
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S-133 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
WJL織りで、織機上では発見できなかったが、乾燥工程でサッカー状のよこ斑が発現した。 |
撚糸セット後において、異常な高張力のかかった糸が織り込まれた部分が、乾燥工程の熱によって、収縮を生じ・・・・・ |
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S-134 |
よこ段(糸傷+密度斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査で発見されず、加工上りで発見された。よこ斑は、45cm位の周期で1cm位の濃色部分が発現した・・・・・ |
本欠点は、たて糸の損傷とよこ糸の密度斑が複合して発生したものである。よこ糸の密度斑は、織機の巻取ロー・・・・・ |
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S-135 |
よこ段(機械段) |
織物 |
ポリエステル |
周期15cmの濃淡で、濃く見える正常部と白っぽく見える異常部がある。疋内に3〜5箇所発生している。生・・・・・ |
本欠点は、よこ糸密度が異常部(白っぽく見える部分)で6本/インチ多いことによるもので、製織時に発生し・・・・・ |
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S-136 |
風合い違い(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機の管替り箇所を境目にして、布目が平旦(張った状態)な部分と若干凹凸のある部分と分かれる。加工上り・・・・・ |
楊柳ジョーセットの幅不同の発生原因は、セット上りシリンダーの巻取層間の熱応力に大きな差があることが最・・・・・ |
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S-138 |
風合い違い(撚斑) |
織物 |
ポリエステル |
元見本に比較して、しぼが細かく、布面の凹凸が少ないのでクレームになったものである。撚糸機はダブルツイ・・・・・ |
試験結果から、仮撚工程と撚糸工程において、張力的な異常はなかったと思われる。太デニールの仮撚加工糸に・・・・・ |
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S-139 |
風合い違い(撚斑) |
織物 |
ポリエステル |
加工上りの検査で、楊柳調のしぼ立ちやふくれの異常が発見された。異常部分は正常部分に比べて、しぼ立ちや・・・・・ |
本欠点は、欠点部分のふくれの組織部分に使用されているよこ糸のS撚糸の撚り数が約7%不足しているために・・・・・ |
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S-144 |
よこ段(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査、反末検査で発見されず、加工より検査で発見された。WJL2台で仕掛け、2台ともに発生した。加・・・・・ |
正常部と色段部の比較では、織縮み率に差があり、色段部のよこ糸は、緊張された状態で織り込まれていること・・・・・ |
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S-145 |
よこ段(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
濃淡に見える3〜10cm位の段が1疋内に数筒所発生している。濃と淡部は隣接しており、周期性はない。 |
物性と熱応力のデータにより、(S)1,000T/mのよこ糸は、管巻工程で異常な高張力が加えられたこと・・・・・ |
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S-146 |
色段(糸混入) |
織物 |
ポリエステル/レーヨン混紡糸 |
白又は極淡色には目立たないが、中濃色には目立つ。 |
本欠点の白っぽく見える色段は、未成熟綿の混入比率の差によるよこ糸の染色性の差に原因するものである。A・・・・・ |
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S-147 |
フィラメント切れ(織機因) |
織物 |
カチオン可染ポリエステル、ポリエステル |
疋内全幅全長にわたり、よこ糸のフィラメントの切れた部分が布面に浮き出ている。生機検査では発見されず力・・・・・ |
発生反番から織機番号を調べたところ、WJL12中の2台に本欠点が発生したことからわかった。この2台の・・・・・ |
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S-149 |
汚れ(異物付着) |
織物 |
ポリエステル、綿 |
異物は黒か又は黒褐色をしており、長さ1mmか、それ以下の固形物で形は一定でない。よこ糸に沿って織り込・・・・・ |
異物は、単丁側杼箱内(前杼箱、後杼箱、スレー面)にこびり付いていた汚れた膜状のものが、シャットルによ・・・・・ |
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S-150 |
汚れ(異物付着) |
織物 |
ポリエステル |
生機の片面に微小な固形物(1mm以下)が付着した。異物は黒いネズミ色で無数に付着しており、ブラシをか・・・・・ |
織機の巻取機構のサーフェスローラ、ガイドローラ、プレッシャーローラ等のゴムスリップを巻いてある各ロー・・・・・ |
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S-151 |
布目曲り(熱履歴差) |
織物 |
ポリエステル、麻 |
生機検査では布目曲りは発見されずに、加工後に左右の仕上リ長さが違ったため、長さ方向に湾曲状態の布目曲・・・・・ |
仕上げ加工で縮まない異常部分の糸は、チーズの外層部分に相当し、撚止め時に、瞬間的に高温がかかったこと・・・・・ |
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S-153 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査で発見出来なかったが、染色加工後、織物の中央部に濃染されたたて筋が発生した。レピア織機で製織・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、筋の部分のたて糸本数(2〜4本)が損傷しているのが確認された。この傷は、よ・・・・・ |
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S-154 |
たて縞(筬傷) |
織物 |
ポリエステル |
加工後、織物の耳端より約7cm入った箇所から幅4cmにわたり、淡色に見えるたて縞が発生した。これは加・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分(淡色)のたて糸に損傷が見られる。また、織物の裏面も観察したところ・・・・・ |
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S-155 |
たて筋(筬傷) |
織物 |
ポリエステル |
織物の耳端から約30cm程にわたり、白く光った筋がランダムに発現している。また、2〜3mm位の幅を持・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分は、たて糸のフィラメントの一部に損傷が見られる。さらに、拡大すると・・・・・ |
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S-156 |
たて筋(筬傷) |
織物 |
ポリエステル |
加工後、織物の耳端から3cm位の箇所に濃染したたて筋が発生した。 |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分のたて糸に損傷が見られる。糸の表面が削られて、ささくれていることか・・・・・ |
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S-157 |
たて筋(綜統傷) |
織物 |
ポリエステル |
生機では発見出来なかったが、加工後、濃染したたて筋が発生した。原糸が起因しているのではないかとクレー・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分のたて糸の表面が損傷している。さらに拡大すると、この傷は、糸の長さ・・・・・ |
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S-158 |
たて筋(綜統傷) |
織物 |
ポリエステル |
織物の中央部に5mm位の幅で白いたて筋が発生した。 |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分のたて糸の表面が損傷している。さらに拡大すると、この傷は、糸の長さ・・・・・ |
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S-159 |
よこ斑(摩擦による糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査では発見されず染色加工後、織物の裏側によこ糸方向に沿って約2〜3cm位の長さで、チカチカと光・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分はS撚りのよこ糸の表面が傷んでおり、Z撚りには何の異常も見られない・・・・・ |
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S-161 |
たて筋(テンプル当たり) |
織物 |
ポリエステル |
反末染めをした後、織物の耳端から約5〜6cm位入った箇所でたて方向に濃染のぼやけた筋が発生した。 |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分は全体的にたて糸の表面が擦られているように見える。なお裏側のたて糸・・・・・ |
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S-162 |
よこ斑(原糸異常) |
織物 |
ポリエステル |
織物の全幅にわたり、よこ方向に0.5cmから長いところでは2cm位のヒケ状のよこむらが所々に発生した・・・・・ |
電子顕微鏡で観察した結果、異常部分(ヒケ状に見える糸)は太くて断面形状にも差が見られる。しかし、フィ・・・・・ |
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S-164 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査では発見出来なかったが、加工後光沢差のあるたて筋が数本発生した。 |
織物から、たて糸を取り出して実体顕微鏡で観察した結果、正常糸は嵩高性があるのに対して、異常糸には見ら・・・・・ |
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S-165 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査では発見出来なかったが、反末染めで白っぽいたて筋が発生した。 |
電子顕微鏡で織物のたて糸断面を観察した結果、正常糸は混繊糸(U字型のフィラメントが入っている)であり・・・・・ |
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S-166 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査では発見出来なかったが、反末染めで白っぽいたて筋が発生した。 |
電子顕微鏡で織物のたて糸断面を観察した結果、フィラメント数が84本、48本と違いがあり異原糸混入であ・・・・・ |
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S-167 |
たて筋(異原糸混入) |
織物 |
ポリエステル |
加工後(起毛)、黒っぽく見えるたて筋が発生した。 |
電子顕微鏡で織物のたて糸断面を観察した結果、正常糸はフィラメントが分割しており、欠点糸は異形断面(△・・・・・ |
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S-169 |
たて筋(仮撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査で、たて吊り欠点として発見された。 |
電子顕微鏡で観察した結果、正常糸は加工糸の特徴である捲縮形状をしているが、異常糸はフィラメントが平行・・・・・ |
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S-170 |
光沢斑(糸傷+減量異常) |
織物 |
ポリエステル |
加工後(黒)、織物表面の所々にシミ状の光沢差が発生した。 |
電子顕微鏡で観察した結果、正常部分の糸の表面は通常の減量加工に見られるようにクレータ部分は整然として・・・・・ |
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S-172 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
生機検査で、擦られたような白いたて筋が発生した。織物を透かして見るとはっきり分かる。 |
電子顕微鏡で観察した結果、よこ糸が突起物で損傷されており、これがたて方向に連続してたて筋になったもの・・・・・ |
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