平成13年度研究報告 VOL.51


 ガスクロマトグラフィー法による分散染料の昇華特性評価
 沢野井康成・新保善正・田畑功・久田研次・堀照夫

分散染料の蒸気圧や昇華熱(蒸発熱)は,環境負荷の低減を図る転写捺染法および超臨界炭酸ガス染色法の研究にとって重要な情報となる。しかし,色素のように蒸気圧が小さい化合物の場合,Knudsen分子流出法,Knudsen流出回転法や気体流動法など特殊な方法によらないと,蒸気圧を精度よく求めることは容易でない。本研究では,ガスクロマトグラフィー(GC)法を用いて,分散モデル化合物および市販分散染料の蒸気圧測定とそれによる昇華熱(蒸発熱)の算出を行った。この方法で得られた蒸気圧および昇華熱値と従来法によるものとの比較を行い,ガスクロマトグラフィー法を用いた分散染料の昇華特性評価について検討した。


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