平成13年度研究報告 VOL.51


 石炭灰から合成したゼオライトの特性評価と触媒活性
 −窯業原料としての石炭灰の有効利用1−

 プラシャント・クマール・山名一男

電力供給源としての火力発電は,オイルショック以降石油エネルギーへの依存度を低下させ,石炭火力電源にシフトしており,全電気量の約37%を占めている。その結果として大量の石炭灰(フライアッシュ)が発生しており,石炭灰の有効利用を検討する必要が生じてきた。石川県でも,七尾市大田火力発電所から大量の石炭灰が発生しているものの,他県でのセメント原料以外への利用はほとんどなされていない。我々は,フィルターや触媒として利用価値の高いゼオライト(沸石)を石炭灰から合成することを試みた。


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