平成13年度研究報告 VOL.51


 石炭灰を利用したメソポーラス物質の合成
 −窯業原料としての石炭灰の有効利用2−

 プラシャント・クマール・山名一男

数nmの構造単位を持つメソ構造体は,ゼオライトよりも大きなスケールの分子単位に対し吸着・分離材として利用することが可能であり,工業的な応用を含めた数多くの研究がされている。しかしながら,工業用としてのメソポーラス物質の大量生産を考えた場合,合成に用いるテンプレートの毒性や原料コストといった問題がある。そこで本研究ではメソポーラス物質(MCM-41,MCM-48)の原料としての石炭灰の利用を検討し,合成を試みた。


全文 (PDFファイル:81KB、1ページ)
  簡易テキスト版

PDFファイルをご覧になるためには、アクロバットリーダーが必要です。
ダウンロードはこちら


* トップページ
* 研究報告もくじ

*

前のページ