減塩いしりの開発と商品化 -能登のいしりをより使いやすく-

■株式会社車多酒造 徳田耕二

■技術開発の背景
 いしりは能登地方で古くから伝統的手法で作られている,イカやイワシを原料とする魚醤油である。いしりには豊富な遊離アミノ酸に加え,抗酸化性や血圧上昇抑制効果を示す機能性成分も含まれている。しかし,塩分が約25%程度と高いため使い勝手が良くないことが,一般家庭も含めた新規市場への需要拡大のネックになっていた。そこで,いしりから塩分だけを低減化する技術について工業試験場から技術移転を受け,量産化技術を確立した。

全文(PDFファイル:196KB、1ページ)

簡易テキスト版

PDFファイルをご覧になるためには、アドビリーダーが必要です。
ダウンロードはこちら