太陽光発電システムの評価に関する研究

■電子情報部 ○橘 泰至 漢野救泰
■機械金属部  中野幸一

 太陽電池の評価手法としては,日本等で用いられているStandard Test Conditions(日射強度1.0kW/m2,太陽電池温度25℃を標準状態とする試験条件,以下STC)による評価手法に対して,米国では主にPVUSA Test Conditions(日射強度1.0kW/m2,周囲温度20℃,風速1.0m/sを基準状態とする試験条件,以下PTC)が運用されている。PTC評価手法の特徴は,気象データを用いて発電量を評価,予測できることであるが,日本国内ではPTCにおける評価事例は皆無であったことから,石川県工業試験場の太陽光発電システムにてPTCによる評価を実施した。

全文(PDFファイル:353KB、2ページ)

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