平成17年成果発表会要旨集  
研究・指導事例成果発表

 外科用インプラント材料の高速切削加工
 機械金属部  ○廣崎憲一 舟田義則 坂谷勝明
 金沢工業大学  新谷一博 加藤秀治

 金属材料の機械加工は県内機械加工業の根幹技術であるが,従来から機械部品等に多用されている鋼系材料の加工は,アジア諸国との競争において著しいコストダウンを強いられている。一方,従来の鉄系金属に比べ,比強度(質量に対する強度)に優れているチタン合金は,工業用あるいは医療用新素材として需要が高まりつつあり,鋼系材料に比べ,加工付加価値の高い材料として今後の需要が見込まれる。
 本報告では,特に医療用チタン合金の高速切削加工技術の開発を目的に,切削工具として新素材工具であるバインダレスcBN工具の適用を提案し,その切削性能と医療用部品の加工例について紹介する。


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