技術ふれあい2003  
研究・指導事例成果発表

 無鉛和絵具の実用化研究
 九谷焼技術センター ○木村 裕之

 陶磁器用上絵具は, フリットと呼ばれるガラスの粉体に金属酸化物等の着色材を混ぜて作られている。従来の上絵具には, フリットの成分として酸化鉛が使用されていた。しかし消費者に対する安全性や環境への配慮のため食品衛生法における「飲食器からの鉛溶出規格基準」の改正が見込まれている。このため, 平成8年度から無鉛和絵具の開発を行い, 実験室規模で九谷焼に適した無鉛和絵具を開発することができた。
 これまでに開発を行った無鉛和絵具を製品化していくためには, 量産化技術の確立が必要である。ここでは, 量産化へ向けた実用化研究を行った結果について報告する。


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