技術ふれあい2003  
研究・指導事例成果発表

 医療用チタニウム合金の切削加工技術開発
 機械電子部 ○廣崎憲一 舟田義則 坂谷勝明

 チタン合金は,金属の中でも比強度が大きく,耐熱性・耐腐食性に優れていることから,宇宙航空関係や化学プラントの材料として多用されている。また,チタン合金は生体適合性にも優れており,人体に埋め込まれる医療用インプラント材料としても応用されている。2002年には外科インプラント用チタン材料として6種類のチタン材料がJIS規格に定められた。しかし,チタン合金は切削加工の立場からみると,一般的には難削材と言われ,切削温度が著しく高く,加工能率が極めて低い材料である。
 そこで,医療用チタン合金の高能率加工を目的に,切削工具として耐熱性に優れた新素材工具であるバインダレスcBN工具を適用し,その加工性能について検討を行った。


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