試験内容:熱応力測定 の検索結果 |
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整理番号 |
欠点名 |
試料形態 |
糸使い |
欠点発生状況 |
所 見 |
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S-6 |
たて縞(未延伸糸) |
織物 |
ポリエステル |
織物の全面に幅1〜5mmの幅でたて縞が発生している。正常部分が濃色に見えるのに対し、欠点部分は淡色に・・・・・ |
この織物の熱応力試験の結果、正常部と欠点部とでは熱履歴に大きな差が見られた。この要因として撚糸のセッ・・・・・ |
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S-9 |
たて縞(異状張力) |
織物 |
ポリエステル |
ポリエステル加工糸織物に巾3mm程度の縞が全巾に発生している。たて縞部分にはシボが発生しているので一・・・・・ |
電子顕微鏡写真の結果、側面形状、断面形状に差異は認められず、両者とも仮撚糸特有の形状をしている。従っ・・・・・ |
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S-12 |
たて筋(張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
織物の中ほどに7〜8mmの間隔で2本、それから約15mm離れたところに同様な間隔で2本、計4本のたて・・・・・ |
この種のたて筋の原因としては、セット温度が低い時、仮撚時の撚数の違い、またはフィード率の違い、原糸の・・・・・ |
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S-19 |
たて筋(原糸異常) |
織物 |
ナイロン |
織物の中央に5本のたて筋糸が約5mm間隔で入っている。肉眼では、はっきりわからないが検反機で流すと判・・・・・ |
たて筋糸は強度が大きく、繊度も2〜3d大きい。また熱応力がやや大きく、フィラメント数も正常糸が24本・・・・・ |
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S-31 |
よこ斑(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
ポリエステル強撚糸織物のヒケ状のよこ斑。 |
写真1は正常な部分のよこ糸、写真2はよこ斑部分のよこ糸の電子顕微鏡写真であるが、欠点糸は溶融、ささく・・・・・ |
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S-40 |
よこ引け(解じょ張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
ランダムに発生した引けである。布を張り加減にして指でなでるとよこ糸が張っていることがわかる。 |
生地の表面をなでるとよこ糸が部分的に張っており、引けであることがわかる。よこ糸の筋(引け)を中心にし・・・・・ |
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S-41 |
よこ引け(張力異常) |
織物 |
ポリエステル |
全巾にわたって6〜7mmの間隔で、よこ引けが入り、しぼ斑を形成している。布地の両端を把持してたて方向・・・・・ |
よこ糸の強伸度測定の結果、欠点糸は強度、伸度の低下が著しく、過剰張力が加えられていることが推測される・・・・・ |
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S-45 |
よこ段:斜め段(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
仕上生地で濃色部分19mm、淡色部分19mmの等間隔でよこ段が入っている。機械段の様に見えるが、よこ・・・・・ |
生機でもこのよこ段は、はっきり確認出来たので、生機のよこ糸について熱応力や強伸度を測定したが差異は認・・・・・ |
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S-47 |
風合い違い:幅不同(異常張力) |
織物 |
アセテート、ナイロン |
アセテートの補強糸としてナイロン糸を合糸した交織織物で、幅不同とシボ斑の欠点が発生。正常部分は幅が狭・・・・・ |
織縮み率試験の結果、正常部分のよこ糸はアセテート糸もナイロン糸も同じ長さであるのに対して、欠点部分は・・・・・ |
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S-49 |
風合い違い:シボ斑(撚異常) |
織物 |
ポリエステル |
正常部分は適度なシボが立っているのに対して、よこ糸に添って全幅にわたってフラットな感じのシボの少ない・・・・・ |
シボ斑欠点は主としてよこ糸の張力や撚数などの異常に起因することが多いが、本欠点の場合は甘撚糸の混入で・・・・・ |
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S-65 |
たて縞(原糸異常) |
織物 |
ポリエステル |
この欠点は生機では判らなかったが、試験染め後にたて縞が全面に発現したものである。欠点糸は一見すると濃・・・・・ |
電子顕微鏡による断面写真に見られるように、正常糸は辺の凹んだ三角形断面であるのに対して、欠点糸は1本・・・・・ |
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S-66 |
たて縞(サイジング不良) |
織物 |
ポリエステル |
染色仕上げ加工された織物の全面に、濃色と淡色の雨縞状のたて縞が発生している。傘下の数工場で製織された・・・・・ |
物性試験の結果及び電子顕微鏡による糸の断面形状にも差は認められず、原糸因ではないと推察される。染色試・・・・・ |
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S-67 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ナイロン |
ウォータージェットルームで織られた生機の全面に、たて方向に黒っぽく見える糸と白っぽく見える糸が不規則・・・・・ |
肉眼観察では、黒っぽく見える糸と白っぽく見える糸は一部に生じているパッカリング状の欠点の出方と関係が・・・・・ |
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S-68 |
たて縞(異ロット混入) |
織物 |
ナイロン |
織物の片側にたて縞が入っており、その部分はパッカリングを生じている。また、光線に透かして見ると密度が・・・・・ |
正常部とたて縞部について、糸強伸度、熱応力及び織縮み率を比較したところ、糸強伸度と熱応力について、差・・・・・ |
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S-69 |
たて筋(糸傷) |
織物 |
ポリエステル |
耳端から約35cm入った所に1本の濃染された筋が入っている。生機でもその筋がかすかに判別できる。 |
正常糸とたて筋糸の繊度、フィラメント数、熱応力を測定したが差はなかった。電子顕微鏡による観察の結果、・・・・・ |
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S-73 |
たて筋(仮撚不良) |
織物 |
ポリエステル |
生機では発見できなかったが、仕上げ加工後にたて吊り状欠点として発見されたもので、織物の中央付近に1本・・・・・ |
電子顕微鏡で観察すると、正常糸は仮撚加工糸の特徴である捲縮形状をしているが、たて筋糸はフィラメントが・・・・・ |
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S-78 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
ウォータージェットルームで製織された生機に、継ぎ節を境にして嵩高性の少ない感じのよこ斑が現われている・・・・・ |
この織物のよこ糸はウーリー加工糸に追撚をしたものであるが、実体顕微鏡で見ると異常部のZ撚糸が嵩高性が・・・・・ |
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S-106 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ナイロン |
織機上で見えないが、乾燥工程を終了した時点で織物の片側半分にパッカリングを併発したたて縞が発現した。 |
異常部は6:1で織縮み率の大きい糸と小さい糸が配列されている。たて縞およびパッカリングの発現は、織縮・・・・・ |
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S-108 |
たて縞(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
全幅にわたり、ほぼ同一ピッチで発現している。サイジング1ロット全数C反。生機で欠点は発現していない。 |
本欠点は、サイジイング後ヤーンビームに巻返すとき、ビームスタンドに仕掛けた8本ビーム中に、低張力の糸・・・・・ |
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S-118 |
たて筋(張力斑) |
織物 |
新合繊 |
加工上りで耳より3.5cm地内に数百メートルの長さで、吊り状に見える1本のたて筋が発現した。 |
物性および熱応力の物性比較において、正常糸とたて筋糸とでは明らかに有意差がある。これにより、たて筋糸・・・・・ |
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S-127 |
よこ斑(原糸異常) |
織物 |
ナイロン |
よこ斑は白っぽく見える段状のものと、薄く見える段状のものと2種類あり、正常部分との境目が鮮明である。 |
よこ斑部分の糸は、薄段、白い段の両者とも、正常部分の糸に比較して、繊度が異なっている。又、フィラメン・・・・・ |
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S-130 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
よこ糸の合撚にダブルツイスタを用いていたが、撚糸機をリングツイスターに変更してからよこ段が発現するよ・・・・・ |
生機について、熱応力を測定した結果、よこ斑欠点部分の糸は、正常部分の糸に比較して、過大張力が加えられ・・・・・ |
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S-132 |
よこ引け(張力斑) |
織物 |
ナイロン |
よこ引けは斜め段状に発現しており、強いものは生機でも見える。C反の80%位は加上り検査で発見された。 |
本欠点は、よこ糸のクリンプ加工工程に何らかの張力異常があったのが、染色加工において顕著に発現したもの・・・・・ |
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S-133 |
よこ斑(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
WJL織りで、織機上では発見できなかったが、乾燥工程でサッカー状のよこ斑が発現した。 |
撚糸セット後において、異常な高張力のかかった糸が織り込まれた部分が、乾燥工程の熱によって、収縮を生じ・・・・・ |
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S-136 |
風合い違い(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
生機の管替り箇所を境目にして、布目が平旦(張った状態)な部分と若干凹凸のある部分と分かれる。加工上り・・・・・ |
楊柳ジョーセットの幅不同の発生原因は、セット上りシリンダーの巻取層間の熱応力に大きな差があることが最・・・・・ |
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S-138 |
風合い違い(撚斑) |
織物 |
ポリエステル |
元見本に比較して、しぼが細かく、布面の凹凸が少ないのでクレームになったものである。撚糸機はダブルツイ・・・・・ |
試験結果から、仮撚工程と撚糸工程において、張力的な異常はなかったと思われる。太デニールの仮撚加工糸に・・・・・ |
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S-145 |
よこ段(張力斑) |
織物 |
ポリエステル |
濃淡に見える3〜10cm位の段が1疋内に数筒所発生している。濃と淡部は隣接しており、周期性はない。 |
物性と熱応力のデータにより、(S)1,000T/mのよこ糸は、管巻工程で異常な高張力が加えられたこと・・・・・ |
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S-151 |
布目曲り(熱履歴差) |
織物 |
ポリエステル、麻 |
生機検査では布目曲りは発見されずに、加工後に左右の仕上リ長さが違ったため、長さ方向に湾曲状態の布目曲・・・・・ |
仕上げ加工で縮まない異常部分の糸は、チーズの外層部分に相当し、撚止め時に、瞬間的に高温がかかったこと・・・・・ |
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