平成15年度研究報告 VOL.53

 PZTセラミックスに(Bi1/2Na1/2)TiO3を添加した場合の
 圧電特性と機械特性の改良効果
 化学食品部 ○北川賀津一 豊田丈紫
 金沢大学 北川和夫
 防衛大学校 山本孝

 近年,圧電セラミックスは圧電トランス,アクチュエータ,超音波モータなどハイパワー用途に用いられる場合が増えてきている。ハイパワー用圧電セラミックスは破壊を避けるため,機械的強度が要求されている。ジルコン酸チタン酸鉛(以下PZTと略す)は,一般的に圧電セラミックスとして使用されているが,鉛を含むので今後,使用を規制される可能性が高い。一方,ビスマス酸チタン酸ナトリウム(以下BNTと略す)は,高い圧電性能を示し,機械的強度に優れており鉛を含んでいないため,無鉛圧電セラミックスとして有力な候補の一つとなってきている。本研究では,PZT圧電セラミックスにBNTを添加した場合の圧電特性と機械的特性を調べた。

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