平成13年度研究報告 VOL.51


 FDTD法による斜入射波の電磁シールド解析
 吉村慶之・長野勇・八木谷聡・新村誠一

高度なエレクトロニクス技術の発展に伴い,電子機器から不要電磁波が放射され,これが原因となる機器の誤動作等が問題となっている。この対策として,シールド材を用いた電磁波の遮蔽が挙げられ,効率よく遮蔽するには,数値解析によりその伝搬機構を理解しながらシールドの設計を行うことが望ましい。そこで,数値解析法として,現在,FDTD(時間領域差分)解析が広く用いられているが,シールド材などの高導電性薄板の透過を扱う問題では,セル数が増大するため実用上解析が困難である。そこで,薄板材の理論透過係数をFDTD解析へ導入することによってこの問題点を解決し,斜入射問題への適用を図ることとした。

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