平成13年度研究報告 VOL.51


 においセンサを用いた居住者の活動認識
 −相関ルールによる認識率の向上−
 上田芳弘・古川真士・木村春彦・大薮多可志

人口の高齢化が急速に進展し,高齢者世帯数が急増している。このため,高齢者宅におけるセキュリティの向上や事故防止及び保険衛生の確保などを目的に,各種センサを用いた生活環境のモニタリングに関する研究が着手され始めている。本研究では,においセンサを用いて居住者の活動を認識することを目指す。においセンサは,これまでのガスセンサと同様にガス漏れ検知などに有効で,かつ今後は有害ガスのみならず不快臭の検知に役立つものと期待されている。このようなにおいセンサは,一般家庭にも受け入れられやすく,その出力からガス漏れや消臭などのためのにおい検知と同時に,居住者の活動認識を可能とすれば,有益なセンサシステムが構築できるものと考えられる。


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