平成12年度研究報告 VOL.50


 強磁性材を含むカプセル化分散染料のポリエステルフィルムへの
 拡散
 沢野井康成・新保善正・堀照夫・Ulrich Meyer

大量の水や多くの熱エネルギーに加え多種多様な薬剤を使用する染色工業では,環境負荷を低減する染色加工技術が不可欠になっている。筆者らは,先に昇華性染料と強磁性材を含有したマイクロカプセルを用いたポリエステルの乾式染色方法を考案した。本研究では,フィルム巻層法を応用する拡散試験方法により,分散染料と強磁性材をアクリレート樹脂でマイクロカプセル化した染料(平均粒子径:5〜15μm)について,カプセル化や強磁性材が拡散性に与える影響や染色性能の検討を行った。


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