大型成形部品の多品種少量生産に適した油圧プレス用簡易金型製造技術の構築

■株式会社北日本テクノス 生産企画部 小林睦明

■技術開発の背景
 バス,トラック,建設機械及び農業機械等の大型車両製造の川下製造業者において,車両の付加価値向上及び衝突安全性向上を図るため部品点数が増加している。例えば,観光バスの製造では部品点数は2万点を超えているのが現状であり,安価な中国製及び韓国製のバスに対して競争力を維持する必要がある。したがって,これら大型車両全体のコストを低減するためには,「金型の低コスト化」及び「部品点数の削減」が必須である。
 これらの課題を克服するための技術開発は,近年特に要請の強い「多品種少量生産への対応」にも大きく寄与するものである。そこで,弊社は,日新レジン(株)(横浜市),ジェイ・バス(株)(小松市),金沢工業大学,石川県工業試験場と共同で開発を行った(経済産業省:戦略的基盤技術高度化支援事業)。

全文(PDFファイル:19KB、1ページ)

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