広幅化対応ウォータジェットルームの開発 −最新製織技術や振動騒音対策について−

■津田駒工業株式会社 繊維機械技術部 深町淳史

■技術開発の背景
  これまでエアージェットルームやレピアルームの分野であったホームテキスタイル織物分野において,最少のランニングコストで安定製織を実現し,しかも最高品質で織り上げることを目指した超広幅ウォータジェットルーム(340cm幅)を開発した。
  超広幅織機での稼動を支えるためには,部品の破損のみならず作業環境改善の面からも低振動であることが重要であり,オサ打構造の強化,フレーム構造の見直しを図り,ウォータジェットルームで問題となる噴射水の飛散を抑え,緯糸を遠くまで搬送する技術へと進化させた。

全文(PDFファイル:492KB、1ページ)

簡易テキスト版

PDFファイルをご覧になるためには、アドビリーダーが必要です。
ダウンロードはこちら