平成17年成果発表会要旨集  
研究・指導事例成果発表

 県産農産物を活用した機能性食品の研究
 ―加賀野菜の機能性―
 化学食品部 道畠俊英 勝山陽子 附木貴行 日比野剛
 農業総合研究センター ○林 美央 三輪章志
 羽二重豆腐(株) 川嶋正男
 石川県立大学 矢野俊博 榎本俊樹

 近年,食に対する消費者ニーズは栄養素の摂取やおいしさを感じさせる感覚機能の充足だけでなく,生活習慣病など種々の疾病に対する予防効果(生体調節機能)を期待するようになっている。このような食品の機能性への関心が高まっていることから,本県においても県産農産物の各種機能性成分を利用した加工食品の開発が望まれている。
  加賀野菜は,昭和20年以前から栽培され,現在も主として金沢市で栽培されている野菜の中から,さつまいも(五郎島金時),加賀れんこん,たけのこ,加賀太きゅうり,金時草,加賀つるまめ,ヘタ紫なす,源助だいこん,せり,打木赤皮甘栗かぼちゃ,金沢一本太ねぎ,二塚からしな,赤ずいき,くわい,金沢春菊の15品目が「加賀野菜」として認定されている。
  本研究では,工業試験場,農業総合研究センターが連携し,県内大学,企業の協力を得て,加賀野菜の機能性成分の検索及びその利用についての検討を行った。


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