平成17年成果発表会要旨集  
新製品開発事例発表

 インクジェットプリンターを用いたストールの開発
  山木絹織工場 代表  山木 彰英

 弊社は和装絹織物の製織を主とし,ネクタイ生地,衣料用織物を製織する工場です。今日まで生機状態,もしくは精練仕上げ状態での素材提供でしたが石川県工業試験場の染色CAD/CAMシステム研究会に参加しデジタルプリント染色を体験しながら,製織工場で染色加工する方向性を考えインクジェットプリンターを導入し,自家製織生地にこだわらずあらゆるシルク生地のプリントに挑戦し商品開発を行いました。
  現在までに,自家工場で製織した生地に独自のデザインをプリントし,デザイナーにプレゼンする試みをしました。ミチヨイナバ(横浜)の東京コレクションに提案し‘03‘04S/Sと2年連続して採用されました。インクジェットプリンターの少ロットのプリント対応が効果を出した結果だと思います。このようなことから,プリント生地提供ではなく自販体制を強化する為に,オリジナル商品の開発に取り組みました。


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