技術ふれあい2001  
研究・指導事例成果発表

 能登ヒバの機能性成分を利用した新商品開発
 製品科学部 ○志甫雅人 江頭俊郎 梶井紀孝
 石川県林業試験場 木村保典

能登ヒバは,ヒノキ科アスナロ属の針葉樹で,アテの地方名で石川県の県の木として親しまれ,建築材や輪島漆器の木地として利用されてきた。この能登ヒバは,抗菌性,芳香性,防虫性などの有用な機能性成分としてヒバ油を含んでいるが,伐採や製材の過程で多量の木くずを排出し,そのほとんどが山に捨てられたり焼却されたりで,資源が十分に活用されていない。
そこで工業試験場と林業試験場との共同研究により,排出された木くずに含まれるヒバ油を抽出し,その機能性を活かした具体的な製品試作を行った。


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