PET樹脂の漆器開発を支援
山中産地で給食器を開発
「光造形機による給食器の試作モデル
山中漆器連合協同組合では,環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)を一切含まず,耐熱など機能性にも優れているPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂を素材とした学校用給食器の製品開発に取り組んでいます。工業試験場は,この製品のデザイン開発を中心に支援しています。
写真は,三次元CGシステムでデザインした給食器の形状データを利用して,光造形機で作成した試作モデルです。この実物モデルを用いると,器の持ちやすさや重ねた場合の収納のしやすさなどの検討が行えるので,開発期間の短縮に役立っています。現在,組合では来春の販売を目指し,製品開発が急ピッチで進められています。
担 当:製品科学部 志甫雅人
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