表面処理技術研究会の活動  ―石川県内の表面処理企業の技術力向上を目指して―

 工業試験場では、県内表面処理業の技術力向上と情報収集の場を提供する目的で、本年2月に「表面処理技 術研究会」を立ち上げました。年間2〜3回の開催を予定しており、新しい表面処理技術や評価技術に関する講演会と懇親会を開催しています。これまでに行った開催内容および次回予定は左下に示すとおりです。

 現在の会員数は28社51名となっており、今後も会員企業を増やすとともに交流を深めていきたいと考えています。

 本研究会の会費は無料ですので、表面処理に関して興味をお持ちの方は、お気軽に工業試験場までお問い合わせください。

第1回(平成24年2月28日)
  テーマ: 「スクラッチ試験機による密着力評価技術」
  講師: CSM Instruments グウェン・ボロレ 氏
仁平技術士事務所 仁平宣弘 氏
第2回(平成24年8月2日)
  話題提供: 「最近の複合めっきの技術動向」
  講師: 日本パーカライジング(株) 中田和也 氏
第3回(平成24年11月頃)
  話題提供: 「工業試験場の表面処理評価装置の紹介」 研究会講演風景

 

担当:機械金属部 安井 治之(やすい はるゆき)

専門:表面処理、トライボロジー

一言:県内の表面処理業に携わる皆様のお役にたてれば