鋳造品の高強度化、高品質化に関する共同研究  ―企業ニーズに即した研究―

 鋳造製品の高強度、高品質化を図るため、鋳造工程での結晶粒の微細化や鋳造欠陥の抑制、熱処理工程での相変態による組織制御等の様々な対策が行われています。しかしながら、それぞれの企業で取り扱う材質や鋳造プロセスが異なることから、その取り組みは多種多様です。

 工業試験場では、鋳造品の高強度、高品質化に関わる研究指導事業として、県内鋳造業の様々な企業のニーズに沿った共同研究を行っています。3年間における主なテーマを右表に示しますが、今後も工業試験場では企業と共同で課題解決に取り組む「企業参画型研究」を受けていきます。


最近の共同研究、研究会の近況

担当:機械金属部  藤井 要(ふじいかなめ)

専門:金属工学

一言:素形材産業の競争力アップを応援します。