お知らせ

企業参画型研究事業への参加企業を募集

 工業試験場の研究開発事業に参画する企業を公募の上、選定し、研究開発段階から企業と技術連携を図ることで、研究開発の実用化、製品化を促進します。対象テーマとして、平成19年度主要事業に記載の特別研究等を予定しています。( 連絡先:企画指導部 粟津)

試験所認定資格を統合−より信頼される試験機関をめざして−

 これまで別々にISO/IEC17025に適合する認定試験所の資格を得ていた繊維、機械、化学の3分野について、この度認定機関をJNLA(工業標準化法(JIS法)に基づく試験事業者登録制度)認定センターに統合しました。これにより、業界ニーズに対応して認定分野の拡大、変更が容易に行えるようになります。これまで以上に試験機関としての信頼性の確保・維持向上に努めて参ります。

設備更新

 技術支援強化のため以下の設備を更新しました。今後も一層ご利用ください。

有機酸分析計

[メーカ] 日本ダイオネクス(株) ICS-1500
[仕 様] ポンプ:デュアルピストン方式
流量設定範囲: 0.00〜5.00ml/min(0.01ml/min毎)
検出器:ヒーター付電気伝導度検出器
カラム:イオンサイズ排除型カラム
カラム温度範囲:室温+5℃〜60℃
分析時間:20分
試料導入:オートサンプラ(1.5mlバイアル100本)

超精密真円度測定機コンピュータ

[メーカ] テーラーホブソン(株) タリロンド73HPR
[仕 様] スピンドル半径方向精度:±0.025μm (校正モード使用時:誤差0.010μm以下)
ピックアップ測定レンジ:(1)1.27mm、(2)0.254mm、(3)0.12mm、(4)0.024mmの4段階切替

−平成18年度日本自転車振興会補助事業(けいりんの補助金)−

金属顕微鏡画像処理装置

[メーカ] オリンパス(株) DP70、三谷商事(株) WinRoof
[仕 様] 最大記録画素:1250万
画像解析:結晶粒度測定、黒鉛球状化率測定、 金属組織写真の電子ファイル化可能

−平成18年度日本自転車振興会補助事業(けいりんの補助金)−

手数料改正−以下の手数料を改正いたします−

  (現 行) (改定後)
膜厚試験・非破壊試験  1,040円 2,630円
高分子分析試験・定性分析簡単なもの 2,520円 3,420円
高分子分析試験・定性分析複雑なもの 3,530円 6,320円
蛍光X線微小部膜厚計(1時間) − 円 2,930円

プロジェクト形成研究会事業への採択

 当場で実用化を目指して研究開発を進めている半導体レーザ溶接に関する研究が、(財)中部科学技術センターのH19年度プロジェクト形成研究会事業に採択されました。研究会では、各種大型研究開発補助事業に申請することを目標に、実用化に向けての課題や市場性等について検討する予定です。(機械金属部)

能登のイシルに関する研究で表彰

 能登のイシルに関する研究業績により、3月に食品加工技術研究室の道畠俊英研究主幹が全国食品関係試験研究場所長会H18年度優良研究・指導業績表彰を受けました。また、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科より、博士(応用生命科学)の学位を取得しました。

海外研修

 化学食品部の井上智実専門研究員は、平成18年11月12日から19年2月7日までの約3ヶ月間、米国スタンフォード大学において、電気泳動および環境修復の研修・調査を行ってきました。本研修で得られた知見を、バイオセンサーや土壌修復の分野で、積極的に活用していこうと考えています。

新規採用職員と退職者

新規採用職員

4月1日付 技 師 根田 崇史 (機械金属部)

退職者

3月31日付 次 長 武田 富男
  所 長 宮本 正規 (九谷焼技術センター)