中高齢者快適衣料の開発
〜全国繊維技術交流プラザより優秀賞受賞〜


 高齢化社会に向け、中高齢者衣料の快適性はより重要な開発要素となっています。そこで、県内繊維関連企業と工業試験場が連携し「いしかわユニバーサルファッション研究会」を平成16年度に発足させました。研究会では、生活をより豊かで心地よくする中高齢者衣料の共同開発を行っています。
  これまでに機能性やデザイン性のニーズ調査を行い、コンセプトを設定し、試作を行ってきました。開発した中高齢者衣料の試作品を、全国の繊維公設試験研究機関の新技術や新製品の研究成果を発表する全国繊維技術交流プラザに出展したところ、優秀賞を受賞いたしました。
 今後更に、おしゃれに関心の高い中高齢者の方に着用して頂き、生の意見を基に改良を加え、商品化に向け取り組んでいきます。

−試作コンセプト−

テーマ 「生き生きしたマダムへの提案」
−元気で若々しい中高齢女性向け−
シーン 「旅」 −旅行への志向−
アイテム 「スカーフ取り外しブラウス」
キーワード:(1)着回しがきく (2)個性が出せる
(3)楽しめる (4)コンパクト (5)旅先のディナーで華やかに演出できる、等を提案
中高齢者衣料の試作品



担 当 繊維生活部 杉浦由季恵(すぎうらゆきえ)
専 門 テキスタイルデザイン
一 言 アイディアは無限大です。



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