吸放湿壁材の開発支援
−能登珪藻土製品化研究会−

 能登珪藻土は能登半島に約27億トン埋蔵し、レンガ、七輪やミニコンロ、土壌改良材に利用されています。今後の新たな事業展開を目指して、平成15年に30の企業と機関が参加する能登珪藻土製品化研究会(会長:金沢大学大学院 廣瀬幸雄教授)が発足しました。
 研究会では、珪藻土など鉱物資源に関する勉強会や諸先生方による講習会、見学会を開催し、情報交換を行うほか、産学官連携を推進し、技術開発を支援しています。
これまで、能登珪藻土の吸放湿機能を利用した塗壁やボードを試作し、その吸放湿性能を測定評価して、製品開発を支援してきました。
 今後は、吸放湿性等の機能性をもった珪藻土壁材の実用化に向けた取り組みを研究会で行う予定です。
 能登珪藻土製品化研究会に、参加を希望される方は、下記までご連絡下さい。

 事務局:石川県工業試験場化学食品部内
        北川賀津一(TEL:076-267-8086)

吸放湿壁材


担 当 化学食品部 北川賀津一(きたがわかづいち)
専 門 セラミックス
一 言 県内の貴重な窯業資源である珪藻土の新規用途を開発しましょう。



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