工業試験場の組織体制は、昭和58年度に現在地に移転した時に全面的に改正しました。その後、時代の流れによりその都度小幅な見直しをしてまいりました。しかし、全面的な改正から20年が経過し、本県の産業構造や企業のニーズ等も著しく変化してきましたので、平成15年度から組織を刷新することにしました。 |
(1)「電子情報部」の新設
これまで機械電子部と製品科学部にまたがっていた電気電子系の担当を電子情報部に統合し、関連産業を総合的に支援します。電子材料から電子回路、さらにそのシステム化、画像・音声処理や情報通信関連のソフトウェアの開発、福祉やユニバーサルデザイン機器の開発等を担当します。 |
(2)「機械電子部」を「機械金属部」に改正
機械電子部の業務から電子材料担当を電子情報部に移管する一方、MgやTi等金属部門の充実を図り、産業機械の開発や機械部品の加工・精密測定全般を担当します。 |
(3)これまでの「繊維部」を「繊維生活部」に改正
衣料、非衣料の繊維製品や生活に密着したデザイン開発、伝統産業・特産関連等の生活製品部門全般を担当します。 |
(4)食品加工技術研究室の「ワンストップウインドウ」を強化
食品関連全般の技術相談のワンストップウインドウ機能強化を図るため、食品コーディネータを設置し、食品の新規開発や機能性発掘につながる加工を支援します。 |
(5)「モノづくり支援センター」、「新分野創造開発支援センター」、「トライアルセンター」の開放設備や開放実験室等を工業試験場で一括管理
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