廃棄物100%利用の外壁タイルを開発


リサイクルタイル製造法の特許を出願


リサイクル外壁タイルの施工例
 容器包装リサイクル法の施行で,従来は埋め立て処分されていた廃棄ガラスびん容器のリサイクルが義務づけられました。増え続ける廃棄物を地域の資源として再利用するため,このガラスびん容器と県内産業廃棄物を原料としたリサイクルタイルをニッコー梶i松任市)と共同開発しました。  
 その結果,廃棄ガラスびん容器を粉砕したガラス砂を結合材,鶴来浄水場で発生する沈澱土を成形材とし,さらに七尾火力発電所の石炭灰と陶磁器屑を骨材として調合,焼成した外壁リサイクルタイルの製造法を確立しました。  
 この製造法は,廃棄ガラスの添加で低温焼成が可能になり,省エネルギー効果が得られるので特許を出願しました。また,このリサイクルタイルはJIS規格値を充分達成する品質であり,「石川県リサイクル製品」の認定を受けました。


  担 当 環境プロジェクト 七山幸夫

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