光触媒応用研究会をスタート


機能付加による新製品づくり

 去る8月4日に,工業試験場と九谷焼試験場が連携して,北陸先端科学技術大学院大学と県内関係企業10社による「光触媒応用研究会」を発足させました。
 この研究会では,北陸先端科学技術大学院大学の三宅幹夫教授を会長とし,酸化チタンの光触媒機能を活用して,環境対策を主眼とした高付加価値の新製品づくりを目指します。
 酸化チタン光触媒は,太陽光等に含まれる紫外線に反応し,強力な酸化効果を示します。この性質によって,NOxやトリハロメタン等の環境汚染物質の分解に優れた効果が得られることが知られています。今年度は,光触媒の機能評価等を共通テーマとして取り上げ,研究活動を行います。


研究会開催風景


  担 当 化学食品部 中村静夫

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