能登ヒバ油を利用した新商品を開発


抗菌,芳香性を付加した紙製品を試作・展示


金沢ペーパーショウでの試作品の展示
 県林業試験場との共同で,県産材の能登ヒバの木くずから抽出したヒバ油を利用して,抗菌性,芳香性を付加した新商品の開発研究を行いました。抽出したヒバ油をマイクロカプセルにして紙製品に付着させることによって,持続性が高まり,これまでに県産和紙を使ったパソコン用マウスパッドや掛け軸入れなどを試作しました。
 これらの試作品は,6月24日から26日まで,石川県地場産業振興センターで開催された第29回金沢ペーパーショウに出品しました。
 今後は,寝装品や衣料品など布製品の試作提案を予定しています。

  担 当 製品科学部 志甫雅人

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