山中塗りの給食用食器を商品化


PET樹脂製漆器8アイテムを発売開始

 工業試験場が製品開発を支援してきた山中塗りの学校給食用食器が商品化されました。山中漆器連合協同組合が,新分野の商品開発を目指して,昨年より取り組んできたもので,「給食の器」シリーズとしてカタログを作成し,6月25日から発売を開始しました。
 この食器はPET樹脂製で,環境ホルモンの心配がなく,電子レンジや食器洗浄機にも対応しています。また回収時にはプランターなどへのリサイクルも可能です。
 金沢市が今秋の二学期から小中学校の給食用食器に汁椀約4万個を使用するほか,山中町や加賀市の小中学校でも採用が予定されています。

金沢市が採用した給食用汁椀

  担 当 製品科学部 梶井紀孝

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