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3Dデジタイザ

非接触で高精度な三次元形状測定を実現する可搬式三次元デジタイジングシステム

3Dデジタイザ

メーカー・型式情報

メーカー:SHINING 3D
型 式:FreeScan UE Pro、FreeScan Combo、EinScan HX

装置概要

非接触で物体の形状を測定し、3Dデータ化する装置です。3Dデータの要求仕様に応じ、青色レーザ、赤外線レーザ、または青色LEDのいずれかの光源を用いた光切断法による三角測量を行うことで、三次元形状を測定します。

装置全体が小型・軽量のため、装置を現場に持ち込んで測定することが可能です。また、従来の同様の装置では難しかった黒色面や金属光沢面の形状測定も可能で、様々な製品の3Dデータ化に貢献します。

主な特徴

高精度測定

最小0.02mmの高精度測定により、寸法検査レベルの精密な3Dデータ取得が可能です。

可搬性

小型・軽量設計により、現場への持ち込みが容易で、移動できない大型製品や設置物のスキャンにも対応します。

多様な素材対応

黒色面や金属光沢面など、従来は測定困難だった素材も高精度にスキャンでき、幅広い用途に活用できます。

主な仕様

仕様 FreeScan UE Pro FreeScan Combo EinScan HX
測定範囲 600mm×550mm×680mm 600mm×600mm×1240mm 420mm×440mm×700mm
測定精度 0.020mm 0.050mm 0.050mm
最大測定サイズ 10m 4m 4m
特徴 寸法検査レベルの高精度測定が可能 石膏型や木型等の複雑形状の測定が可能 フルカラーの形状測定が可能

用途例

  • 工業製品・伝統工芸品の3Dデータ作成(設計資産化)
  • 金属部品(光沢面)や樹脂成形部品(黒色面)の形状測定
  • リバースエンジニアリング(対象を測定し構造解析)
  • デジタルアーカイブ(文化財等の保存)
  • VR・AR等のメタバース対応(現実空間の物体を色情報も含めて仮想空間に再現)
  • 製造工程における品質管理・寸法検査