平成12年度研究報告 VOL.50


 ダイポール波源近傍の多層媒質による電磁シールド効果
 吉村慶之・長野勇・八木谷聡・大浦利夫

電子情報通信技術の発達に伴い,不要電磁波が原因となる電子機器の誤動作が問題となっている。機器は不要電磁波を放射し難く,また受け難い,すなわち,電磁両立性(EMC : Electromagnetic Compatibility)をもたせた製品開発が求められている。そこで,筐体に高導電材を選定することにより電磁波シールドを講じることが一つの対策手段として実施されている。そこで,有効なEMC対策を行うにはそのシールド特性をよく把握しておくことが重要である。ここでは,材料の誘電率,透磁率,導電率等の電気定数を用いて理論解析的にシールドのメカニズムを把握することとした。


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