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図1 超高圧処理装置 | 図2 処理温度によるアルカリ減量率の変化 |
図2は、処理温度による減量率の変化を示す。処理温度が高くなるのに伴い減量率は増加し、その傾向は圧力が増加することにより高くなった。処理温度100℃、アルカリ高濃度(100%OWF)で処理した試料では、処理時間5分程度で減量率が約70%を越え、10分後には織物の形状を維持できない状態まで減量されることが確認された。 図3に、アルカリ濃度100%OWF、温度100℃、圧力300MPa、時間5分の条件で高圧処理し、減量率が約70%となった試料の走査電子顕微鏡表面観察写真を示す。この写真から、超高圧下でのアルカリ減量加工は、高い圧力の影響により 100℃以下の温度でしかも短時間での処理にも関わらず非常に大きな減量率が得られ、またその反応は繊維表面で均一に起こることが確認された。 |
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図3 減量率約70%試料の電子顕微鏡表面写真 |
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図4 処理温度による染色性 | 図5 アルカリ濃度による染色性 |
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