お知らせ

新規導入設備の紹介

地域活性化交付金により、以下の設備を導入しました。

3次元電磁界シミュレータ

[用途] 物体や空間の電磁界解析
[メーカ・型式] CST・MW STUDIO
[仕様] ・回路基板のSパラメータ、インピーダンス解析
・アンテナの放射電磁界、指向性解析
・SAT、STL、DXF、GDSII形式のデータ入力

往復摺動式摩擦摩耗試験機

[用途] 材料表面の直線方向の摩擦摩耗特性評価
[メーカ・型式] (株)レスカ・FPR-2100
[仕様] ・測定方式:直線往復式、回転式
・負荷荷重:0.1〜30N
・直線駆動距離:1〜15mm
・設定温度:室温〜200℃
・ボールホルダ形状:φ5、6、10mm

新規採択事業の紹介

経済産業省 戦略的基盤技術高度化支援事業
心臓発作、脳卒中などの致死的疾病を早期に発見するための携帯型眼底検査機器の開発
共同研究機関: ライオンパワー(株)、(株)アイ・オー・データ機器、(株)COM-ONE、越屋メディカルケア(株)、金沢大学、金沢市立病院
光学レンズや電子部品、画像処理技術を応用した小型の眼底カメラの開発し、早期の疾患を発見可能な機器及びシステムを開発します。

車両用部材の多品種中小ロット生産に対応した連続炭素繊維強化熱可塑性樹脂シートの開発
共同研究機関: 平松産業(株)、一村産業(株)、優水化成工業(株)、金沢工業大学
織染技術を高度化させ、高強度化、高効率、低コストに繋がり、多品種中小ロット向けのプレス成形が可能となる炭素繊維強化熱可塑性樹脂複合材料を開発します。
アラミド薄織物を用いた次世代型電子基板の開発
共同研究機関: (株)小田ゴウセン、東京ドロウイング(株)
軽量で熱的特性や電気的特性に優れたアラミド繊維を用い、開繊技術を駆使し、薄い織物を安定的に製造する装置及びその技術を確立し、次世代型電子基板を開発します。

北陸産業活性化センター R&D推進・研究助成事業
珪藻土れんがの品質安定化と高耐熱・高断熱化
共同研究機関: 富士断熱工業(株)
従来の珪藻土れんが製品の品質安定化および耐熱性、断熱性の向上を目的に、実製造ラインにおいて試作試験を行い、実用化を図ります。

科学技術振興機構(JST) 研究成果展開事業
JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)に、工業試験場から以下の4テーマが採択されました。
混練り技術により接着性を向上させたポリプロピレンフィルムの開発
熱可塑性複合材料用繊維を用いた複合材料の開発
石川県の戦略作物「能登大納言小豆」を用いた新規機能性飲料の開発
高精度アーム型測定機の試作・開発

繊維学会論文賞を受賞

繊維生活部の奥村研究員が、発表論文「レーザー加熱延伸を利用した産業用ポリプロピレン繊維の高性能化」の功績が認められ、6月8日に(社)繊維学会の論文賞を受賞しました。

FOOMA AP 準グランプリ賞を受賞

化学食品部の武主任技師らが実施した「発酵大豆ホエー・オカラを利用した高機能性食品素材の開発」が、6月9日に(社)日本食品機械工業会主催の国際食品工業展(FOOMA JAPAN)アカデミックプラザにおいて準グランプリ賞を受賞しました。

中部公設試験研究機関研究者表彰

機械金属部の安井専門研究員が、「膜中の水素含有量測定により可能とした水素フリーDLC膜の開発」の功績が認められ、9月28日に研究功績者として、(財)中部科学技術センター会長賞を受賞しました。

声優による鉄道車内アナウンスを支援

のと鉄道(株)では、石川県が舞台となり、のと鉄道の駅や列車がモデルとして登場するアニメ「花咲くいろは」とタイアップし、7月23日より、本アニメの声優陣の音声を用いた車内アナウンスを実施しました。工業試験場では、GPS受信機を用いて列車位置に応じたアナウンスを行うためのシステム(写真)を開発しました。
(担当:電子情報部)