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このため工業試験場では、県リハビリテーションセンターおよび土木部との医工学連携研究プロジェクト「バリアフリー推進工房(図2)」において、高齢者や障害者の身体特性データ蓄積、製品・住環境との適合評価研究、具体的なUD製品・住環境の研究開発などを行っています。 例えば、公衆情報端末機のUD研究開発(図3)では、次のようなプロセスを経ましたが、従来と大きく異なる点は、医療専門職の技術と知見によって、これまで不透明であった障害者の身体特性や操作能力のほか、障害に応じた評価手法やインターフェースなどの必要性が明らかになってきたことです。
UDは、多岐の産業分野に渡る技術課題であり、また、高齢者がピークにさしかかる2015年までに解明すべき課題が山積しているため、工業試験場では本研究分野に今後とも積極的に取組もうと考えています。
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担当 | : | 電子情報部 高橋哲郎(たかはしてつろう) |
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専門 | : | 工業デザイン、福祉工学 |
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一言 | : | 福祉科学担当では、高齢福祉社会における製品・住環境のあり方について企業と共に考えます。 |
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