お知らせ


平成15年度成果発表会を開催
   本年度の研究・指導成果と新製品開発事例の発表会を、9月4、5日に工業試験場で、9日には九谷焼技術センターで開催しました。研究・指導成果16件、新製品発表事例9件の他に、今回は二つの特別講演を企画したところ、3日間で計490人の方々にご参加いただきました。
 工業試験場会場では、最近茶の間でも人気を得ている2足歩行ロボットの現状と将来性について「働く人間型ロボットの実現を目指して」の演題で独立行政法人産業技術総合研究所の横井一仁氏からビデオ映像を交えてご講演いただきました。
 九谷焼技術センター会場では、全国の焼き物に造詣が深く、産地の調査経験も豊富な社団法人日本陶磁協会の中島由美氏に「全国やきもの産地見聞禄」と題してご講演いただきました。
 成果発表内容については、10月中にホームページに改めて掲載する予定です。
 
ヒューマノイドの可能性を講演する
横井一仁氏
九谷焼の魅力を語っていただいた
中島由美氏

ソフトウェア技術研究会を発足
   工業試験場では、これまでの情報セキュリティ研究会を発展させて、9月8日にソフトウェア技術研究会を発足しました。当日開催の第1回研究会には、12社24名が集まり、研究会の活動内容についての意見交換および会員企業同士の紹介を行いました。今年度は、Webアプリケーションやソフトウェアの品質管理など、企業で重要視されているソフトウェア技術に関する話題提供や技術情報の交流をテーマに取り上げていく予定です。今後、産学官共同研究や新製品開発などの成果に結びつく活動が期待されます。

新規事業紹介
   工業試験場では、この度、科学技術振興事業団 研究成果活用プラザ石川より、平成15年度可能性調査研究の委託を受け、新たに下記の2テーマに取り組みます。
(1) 酵素を固定化した繊維素材の開発(環境素材)
比表面積の大きい織編物の表面に酵素を化学結合させ、水処理などで繰り返し使える浄化フィルターへの応用の可能性調査研究
(2) 半導体レーザによる極薄素材の微細溶接システムの開発(情報通信機器)
IT機器等で使用される厚さ数十ミクロンの極薄板を高精度かつ高効率に接合できるシステム開発の調査研究

職員表彰
   (財)地方自治情報センターより、当該地方公共団体の情報化の進展に長期にわたり貢献した職員として、平成15年度、石川県からは、電子情報部の加藤直孝研究主幹が表彰を受けることになりました。

新採職員
  8月1日付
餘久保 優子(よくぼ ゆうこ)
配属:繊維生活部 デザイン開発室
専門:人間生活工学、ユニバーサルデザイン



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