コンカレントで試作開発短縮に成果


最新鋭のモノづくり支援加工機を活用

 平成9年度から,3次元CADシステム,光造形機,5軸マシニングセンタといった最新鋭のモノづくり支援加工機を導入し,業界への開放設備として技術指導を行ってきました。この3年間で,各設備の利用企業数は,機械・電子製造企業など県内外を含めて約100社にのぼり,活用も多様な分野にわたっています。
 例えば,電気自動車用のハウジング(モータ・クラッチ連結部品)の製作では,試作繰り返し回数を少なくすることで開発期間の短縮を図ることができました。
 また,この技術の幅広い活用のため,「コンカレントエンジニアリング研究会」を発足させ,各設備の利用技術の研究や情報交換を行っています。設備の利用や研究会への参加を希望される方はご連絡ください。

試作した電気自動車のハウジング

  担 当 機械電子部 古本 達明

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