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工業試験場とイタリアのシルク研究所は,平成11年度に共同研究を行うことで合意し,相互に研究者を派遣してきています。昨年度は同研究所と協力関係にあるインスブリア大学のカルロペルッツオ研究員が約2ヵ月間来県し,共同で実験を行いました。今年度も同研究員が10月に再来県し,表面処理を施した織物のコーティング試験を共同で行っています。 本研究は「シルクプロテイン利用による高付加価値織物の開発」が目的で,コモ地区の絹産業で問題となっている廃棄物を県内繊維産業が得意とするポリエステル織物のコーティング剤に利用することで,両地区に共通の課題(環境問題,製品開発)を同時に解決しようというものです。 |
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