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最近の一般住宅は高気密・高断熱化が一段と進み,夏は涼しく,冬は暖かい,より経済的な居住環境になっています。しかし,その弊害として室内の多湿化が進み,ダニ,黒カビの温床となり衛生上の問題点が指摘されています。この対策として,吸放湿特性に優れた天然資源である能登珪藻土が有望視されています。工業試験場では,この能登珪藻土に着目し,未利用資源の活用促進事業において商品化の技術指導を展開する中で,シンコール(株)(金沢市)が能登珪藻土を用いた壁紙を「澄鈴NKシリーズ」として商品化しました。この製品は石川ブランド製品(平成13年度)としても認定されたほか,10月にはジャパンホームショー2001(東京ビッグサイト)に出展し,高い関心を集めました。 | ![]()
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