パソコンで造形作業を疑似体験
コンピュータ学術会議で参考出品
展示システムを試す来場者
8月6日から8日まで,コンピュータの利用に関する議論や交流を深める2001PCカンファレンスが金沢大学で開催され,工業試験場で開発したVR(バーチャルリアリティ)伝統工芸品開発システムの出品と実演を行いました。
本システムは,指の動きや力のかけ具合をとらえるセンサやコンピュータなどから構成されており,粘土を指で押すような感覚でコンピュータ画面上の陶磁器などの伝統工芸品を造形することができます。またモニタから浮き上がって目の前にあるかのように見えるため,高い臨場感で形状の検討や確認が行えます。
カンファレンスには全国から多くの研究者や教育関係者が訪れ,VR技術を使った新しい造形手法に注目が集まりました。
担 当 :製品科学部 米沢裕司
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