インドから研究者を受入れ
地域に密着した機能性セラミックスの研究を開始
実験中のクマール博士
若手外国人研究者を国内の研究機関に招き,研究活動を行う機会を提供する科学技術庁(STA)のフェローシップ制度で,12月から2年間,インド石油研究所のプラシャント・クマール博士(33才)をSTAフェローとして受入れています。
クマール博士は,機能性セラミックスとして知られるゼオライトを専門としています。工業試験場では,七尾太田火力発電所から排出される石炭灰を用いたゼオライトの合成と,その微小な穴を多く持つ多孔質性を利用した「におい」吸着材料の開発を行います。
さらに,県内企業と連携し,この材料を応用した製品開発を進める予定です。
担 当:化学食品部 山名一男
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